「LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―」山種美術館

  • 2025/10/7
  • 「LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―」山種美術館 はコメントを受け付けていません
「LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―」山種美術館

名称:「LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―」山種美術館
会期:2025年12月6日(土)〜2026年2月15日(日)
会場:山種美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   1月12日は開館
   12月29日~1月2日、1月13日は休館
入場料:一般 1400円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料、障がい者手帳提示と付き添い1名 1200円
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館

池田輝方《お夏狂乱》
福富太郎コレクション資料室
池田輝方《お夏狂乱》 福富太郎コレクション資料室

私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、ご紹介する特別展を開催します。芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。
郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。
冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。

鏑木清方《薄雪》 福富太郎コレクション資料室
©︎ Kiyoo Nemoto 2025/JAA2500120
鏑木清方《薄雪》 福富太郎コレクション資料室 ©︎ Kiyoo Nemoto 2025/JAA2500120

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る