「映画『つるばみ色のなぎ子たち』制作資料展」東京国立博物館

  • 2025/10/8
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「映画『つるばみ色のなぎ子たち』制作資料展」東京国立博物館

名称:「映画『つるばみ色のなぎ子たち』制作資料展」東京国立博物館
会期:2025年10月28日(火)〜2025年11月3日(月)
会場:東京国立博物館 平成館 1階ラウンジ
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
   年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料:東博コレクション展入館料が必要(11月3日を除く)
住所:〒110-8712東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京国立博物館

記録的な大ヒットとなった長編アニメーション映画『この世界の片隅に』(2016)は、80年前の戦時中の時代を「息づかい」や「空気感」「当時の人々の気持ち」まで細部にわたり描き出したと高く評価されました。
その手法を受け継ぎ、さらに千年前の世界に挑むのが、新作『つるばみ色のなぎ子たち』です。
従来、文芸作品などで描かれてきた平安時代のイメージといえば、煌びやかな十二単に身を包み、和歌を詠み、蹴鞠を楽しみながら優雅な日常を送る、というものでした。しかし、「再発見」と「再構築」を通して見えてきたのは、それとはかなり異なる様相でした。
「つるばみ色」とは、当時の喪服の色である「黒橡」のこと。『枕草子』や『源氏物語』が書かれた時代は、一見優美で穏やかに見えますが、実際の平安貴族たちは、あまりにも多くの死と向き合い、喪服を脱ぐ間もないほどの連続する喪の中にあったのでした。
今回の展示と講演では、この映画の制作を通じてどのように時代を「再構築」しつつあるのか、どんな発見があったのか、その一端をご紹介します。

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