「小野皓一展 KOICHI ONO: A RETROSPECTIVE」山形美術館

  • 2025/10/15
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「小野皓一展 KOICHI ONO: A RETROSPECTIVE」山形美術館

名称:「小野皓一展 KOICHI ONO: A RETROSPECTIVE」山形美術館
会期: 2025年10月31日(金)━11月16日(日)
会場:山形美術館
開館時間:午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
休館日:11月4日(火)、10日(月)
入館料:一般1,000円、高大生600円、小中生400円
   ※本展とコレクション展示は共通料金
   ※土曜日、日曜日(午前中)は中学生以下の入館が無料
   ※障がい者手帳をご提示の方と付添者1名の観覧料は当日料金の半額
   ※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証提示により無料
主催:山形美術館、山形新聞、山形放送
共催:山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団
後援:山形市、武蔵野美術大学
住所:〒990-0046山形県山形市大手町1-63
TEL:023-622-3090
URL:山形美術館

小野皓一(1946年、宮城県石巻市生まれ)は、1970年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、西ドイツに渡りました。西ベルリンを中心に制作活動ののち、1984年に帰国。母校の教員として後進の指導にも情熱を注ぎました。2017年山形に移住し、作家活動を行なっています。小野は、「絵画の成立」という根源的な命題を、描く行為を通じて一貫して追求しています。いま生きている時代の中でしか生まれえない作品への取り組みは、大きな時間の流れの中で変化する物質として定着されています。
今回は、小野の作品制作の道程や変遷がわかるような展示になっています。また、1973年から1987年までウィーン、ポーランドを拠点に制作したサイトユフジ(1949年、山形市生まれ)の展覧会を同時に開催します。日本社会が激変する1970年前後に学生時代を過ごし、東西冷戦構造のヨーロッパで自らの絵画への思索を深め、山形を拠点に活動する作家の軌跡と現在の多彩な表現に触れてください。
●小野皓一(おの・こういち)
1946年石巻市生まれ/1965年仙台第二高等学校卒業/1970年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業、渡独。10月国立ベルリン美術大学絵画科入学/1975年国立ベルリン美術大学絵画科卒業/1977年国立ベルリン美術大学マイスタークラス修了/1977-79年キュンストラーハウス・ベタニエン(ベルリン)にて制作/1980-81年カール・ホーファー協会奨学生/1983-84年ベルリン工科大学建築学部立体造形科非常勤講師/1984年9月帰国/1986-2009年武蔵野美術大学造形学部非常勤講師/2009年武蔵野美術大学造形学部通信教育課程教授/2017年武蔵野美術大学教授定年退職/2017年山形県に移住。
主な個展:1974年ケルン日本文化会館(ケルン)/1976年ガレリー・フォルカー・スクーリマ(ベルリン)/1979年ガレリー・フォア・オルト(ハンブルク)/1980年ガレリー・フリードリッヒシュトラッセ(ベルリン)/1981年ガレリー・ジアノッツォ(ベルリン)/1982年ガレリー・ヴェヴェルカ(ベルリン,’84)/1985年秋山画廊(東京, ’87, ’88, ’91, ’93, ’94, ’98, ’99, 2001, ’12)/1989年石巻文化センター(石巻)/1996年宮城県美術館(仙台)/2002年ギャルリーヴェルジェ(相模原, ’09, ’11, ’23)/2004年タマダプロジェクトコーポレーション(東京)/2015年武蔵野美術大学美術館ほか。

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