「Bhajju Shayam KYOTO 2025 いのち の かたち」真言宗総本山 東寺(教王護国寺)食堂
- 2025/10/16
- 京都府
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名称:「Bhajju Shayam KYOTO 2025 いのち の かたち」真言宗総本山 東寺(教王護国寺)食堂
会期:2025年10月10日(金) 〜 2025年10月28日(火)
会場:世界遺産 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)| 食堂
時間:9:30~16:30
休館日:会期中無休
料金:無料
住所:〒601-8473 京都市南区九条町1番地
URL:真言宗総本山 東寺(教王護国寺)食堂
インドの現代ゴンド・アート(インド中部の先住民族・ゴンド族の民族画)の第一人者、バッジュ・シャーム。その2年ぶりとなる日本での個展を、再び世界遺産・東寺を会場に開催します。
バッジュ・シャームは、“森の民”とも呼ばれるインド中部の先住民族・ゴンド族の出身で、何世代もの間部族に伝えられてきた独自の信仰や物語を自身の視点と現代的感覚で絵画化してきた、インドを代表する現代アーティストです。
国際的な絵本賞であるボローニャ・ラガッツィ賞を受賞し、世界8か国語に翻訳されている絵本『The Night Life of Trees(邦題:夜の木)』の共同著作者の一人としても知られています。
2023年に東寺で開催した日本初個展「Bhajju Shyam KYOTO(バッジュ・シャーム・キョウト)」では、おおらかさと緻密さ、鮮烈さと静謐さ――そのどれもが自然に息づく作品群で、深い感動の渦を巻き起こしました。
第二章となる本展では、バッジュ・シャームのルーツであるインド中央部の先住民ゴンド族、そしてゴンドアートの本質的な特徴のひとつ”Signature”と呼ばれる表現をたどります。
インドと日本、いにしえと現代、神話と日常――
そのあわいを静かに結ぶ新たな作品世界が、当時という特別な空間に立ち上がります。細部にまで慈しみの宿る、バッジュ・シャームのまなざしを感じていただけることでしょう。
バッジュ・シャーム
インド中部の森にあるゴンド族の村パタンガル生まれ。ゴンド族に伝わる表現や物語を受け継ぎながら自身の視点で昇華し、現代的な感覚やシンプルナストーリーテリングを交えて表現。現代ゴンド・アートの表現を拡張し続けている。1998年、フランス・パリ装飾美術館でのグループ展参加を皮切りに、世界各国で個展・グループ展を開催。2018年にはパドマ・シュリ賞(日本の国民栄誉賞に相当)をゴンド・アーティストとして初受賞した。
代表作に、南インドの出版社タラブックスと制作した『ロンドン・ジャングルブック』(2019)、『夜の木』(2012)、『世界のはじまり』(2015)など。
2023年には日本初個展「Bhajju Shyam KYOTO」を世界遺産・東寺で開催、19日間で延べ約1万人が来場。本人も初来日を果たし、京都や日本文化をテーマとした作品を制作した。








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