「向井山朋子 Act of Fire」アーツ前橋
- 2025/10/17
- 群馬県
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名称:「向井山朋子 Act of Fire」アーツ前橋
会期:2026年1月24日~2026年3月22日
会場:アーツ前橋ギャラリー
休館日:水曜日(2月11日[水・祝]開館、翌12日[木]休館)
開館時間:午前10時-午後6時(入場は午後5時30分まで)
観覧料:一般1,000円、学生·65歳以上·団体(10名以上)800円、高校生以下無料
※1階ギャラリーは観覧無料
※障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※「多様な学びの日」2/14[土]、3/14[土]は入場無料
住所:〒371-0022群馬県前橋市千代田町5-1-16
TEL:027-230-1144
URL:アーツ前橋
向井山朋子(1963年和歌山県新宮生まれ、アムステルダム在住)は、音楽、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど多領域をまたぐ越境的な表現者として知られ、その活動は一貫して、アート表現の拡張とタブーへの挑戦であり、観る者、体験する者に深い内省や感情の揺らぎをもたらす作品を発表し続けています。
向井山にとって美術館で初の大規模個展となる本展は、アーツ前橋の6つギャラリーを地下劇場に見立てた回廊型インスタレーションです。シルクドレスの迷宮《wasted》(2009年)、3.11の津波で破壊されたグランドピアノを用いた《nocturne》(2011年)、映像詩《ここから》(2025年)など、新日のアートワークが再構築されます。
タイトルの”ActofFire”は、本展か向井山の身体と記憶に深く根ざす喪失・抵抗・怒りを燃焼させる儀礼的な空間であると同時に、ジェンダー不平等、激甚化する自然災害、終わりなき侵略といった現実世界の問題を、(火)という根源的なメディアによって照らし出していく行為を示唆しています。回廊に次々と映し出される家族の肖像、男だけの火祭り、凝固した経血、津波の泥、燃え尽きるピアノなどのイメージは、観る者の記憶を呼び覚ますたけでなく、〈私〉と〈世界〉との関係性を問う思索の旅へと誘うでしょう。








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