アントニオ・フォンタネージ展「ヨーロッパと日本を橋渡しした風景画(仮称)」三菱一号館美術館

  • 2025/10/22
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アントニオ・フォンタネージ《朝》1855-58年 油彩/厚紙に貼った紙 20×31㎝ トリノ市立近現代美術館蔵 Torino, GAM - Galleria Civica d’Arte Moderna e Contemporanea. Courtesy Fondazione Torino Musei.

名称:アントニオ・フォンタネージ展「ヨーロッパと日本を橋渡しした風景画(仮称)」三菱一号館美術館
会期:2026年10月17日(土)~2027年1月24日(日)
会場:三菱一号館美術館 企画展示室
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
TEL:03-5777-8600
URL:三菱一号館美術館

概要:
本展は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイタリアの風景画家アントニオ・フォンタネージの作品を中心に、ヨーロッパと日本の美術的交流の視点からその画業を紹介する企画展である。フォンタネージは、自然の光や空気感を捉えた繊細な風景表現と、都市や港湾、工業地帯の描写により、伝統的な風景画と近代的表現を融合させた作家として知られる。
展示では、フォンタネージの油彩・水彩・素描を中心に、彼が日本に影響を与えた作品や、日本の画家が彼の表現から受けた影響を示す資料も併せて紹介。ヨーロッパの風景画の技法や色彩感覚が、どのようにして日本の美術界に伝播し、独自の解釈を生んだのかを探る内容となっている。また、各作品の構図や光の表現、筆致の分析を通じて、フォンタネージの技法的特徴と芸術思想を理解できる展示構成としている。
観覧者は、ヨーロッパと日本の風景画を比較しながら、異文化交流が美術表現に及ぼした影響や、その時代の国際的な芸術ネットワークを体感することができる。

アントニオ・フォンタネージ《朝》1855-58年 油彩/厚紙に貼った紙 20×31㎝ トリノ市立近現代美術館蔵 Torino, GAM - Galleria Civica d’Arte Moderna e Contemporanea. Courtesy Fondazione Torino Musei.
アントニオ・フォンタネージ《朝》1855-58年 油彩/厚紙に貼った紙 20×31㎝ トリノ市立近現代美術館蔵 Torino, GAM – Galleria Civica d’Arte Moderna e Contemporanea. Courtesy Fondazione Torino Musei.

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