「吉田璋也のデザイン ー 新作民藝運動がめざした未来」 パナソニック汐留美術館

  • 2025/10/23
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《緑釉白釉黒釉三方掛分皿》鳥取県・牛ノ戸焼 1957年 鳥取民藝美術館蔵 撮影:杉野孝典

名称:「吉田璋也のデザイン ー 新作民藝運動がめざした未来」 パナソニック汐留美術館
会期:2026年10月15日(木)〜2026年12月20日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
開館時間:10:00〜18:00/入館は17:30まで
休館日:水曜日休館、祝日の場合は翌平日
入場料:未定
住所:〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:パナソニック汐留美術館

概要:
吉田璋也(1898–1972)は、医師でありながら“民藝のプロデューサー”としても活躍し、日本の民藝運動に新たな方向性を与えた人物です。1931年、地元・鳥取で医院を開業すると同時に、陶芸・木工・染織・和紙・金工などの伝統工芸の職人たちを結集させ、「現代の生活にふさわしい日用品」の制作に取り組みました。これは柳宗悦の民藝の理念を受け継ぎつつも、吉田自身がデザインや生産・販売に深く関与することで、より現代的な生活文化へと昇華させた「新作民藝運動」へと発展しました。
戦後には鳥取民藝美術館の設立(1949年)をはじめ、鳥取砂丘など自然・文化財の保護にも尽力し、民藝を通じた社会改革にまで活動の場を広げました。
本展は、吉田が手がけたデザインとそれを支えた工芸の数々、さらに活動を裏付ける資料など、総計約300点を展示する過去最大規模の展覧会です。最新研究を取り入れながら、吉田璋也の革新性とビジョンに迫ります。

《緑釉白釉黒釉三方掛分皿》鳥取県・牛ノ戸焼 1957年 鳥取民藝美術館蔵 撮影:杉野孝典
《緑釉白釉黒釉三方掛分皿》鳥取県・牛ノ戸焼 1957年 鳥取民藝美術館蔵 撮影:杉野孝典

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