「青瓷 浦口雅行展 2025」松坂屋名古屋店

  • 2025/10/27
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月白緋炎鉄流茶盌 径14.4×高8.8cm

名称:「青瓷 浦口雅行展 2025」松坂屋名古屋店
会期:2025年11月05日(水)→11日(火) 
会場:本館8階 第一画廊
営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
住所:〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
TEL: 052-251-1111
URL: 松坂屋名古屋店

青瓷鉄流色絵銀彩大皿 「REIMEI」 径52.2×高10.4cm
青瓷鉄流色絵銀彩大皿 「REIMEI」 径52.2×高10.4cm

このたび松坂屋名古屋店では、青瓷に魅せられ真摯に制作に打ち込む、浦口雅行先生の個展を開催します。
先生は、1964年東京に生まれ、東京藝術大学にて青瓷(磁)に出会い、1991年に栃木県芳賀町にて独立。2001年には茨城県八郷町(現・石岡市)に工房を移し、精力的に制作活動に努め斯界から高評を得ております。土台となる伝統的な技法に加え、研究を重ねることにより生まれた独自の技法や中国の青銅器よりインスピレーションを得た力強い造形美は新たな青瓷の魅力を作り上げています。
今展では、光が当たることで満天の星空のような煌めきを放つ「瑠璃燿砕茶碗」、青瓷の海にあらわれる月と太陽が美しい「REIMEI」をはじめ、近年取り組んでおられます新たなシリーズの「緋炎(あけほむら)」など珠玉の新作約40点を展開いたします。
弛まぬ熱意と研究に裏打ちされた確かな技術が生み出す、多彩な「青」の世界を、ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。
松坂屋名古屋店 美術画廊
この度、松坂屋名古屋店にて4年ぶり、第2回目の個展を開催させていただく運びとなりました。
青瓷(磁)に出会い、はや40年になろうとしておりますが、青瓷の道は追うほどに奥深く、今なおその先の地平へ興味がつきることはありません。
これまで古典的な青瓷の再現にはじまり、様々な独自の釉薬や技法、造形の試みに挑んでまいりました。今展では、それを代表する技法「瑠璃耀砕茶盌」の新作に加へ、近年取り組んでおります、青瓷に釉彩、色絵、銀彩を組み合わせ「青瓷による新たな絵画表現」を模索した新作を発表させていただきます。
また「緋炎(あけほむら)」と名付けました新技法による新作も出品いたします。これは窯変による青瓷釉の発色と、土見せの鮮やかな緋色との最大公約数を狙ったものです。
どうぞご高覧の上、ご批評賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和7年秋吉日 浦口雅行

瑠璃燿砕茶盌 径13.2×高6.9cm
瑠璃燿砕茶盌 径13.2×高6.9cm
青瓷黒晶銀彩双耳博山爐 径36.5×高39.2cm
青瓷黒晶銀彩双耳博山爐 径36.5×高39.2cm
青瓷黒晶香爐 「チェロと猫」 径16.7×高11.2cm
青瓷黒晶香爐 「チェロと猫」 径16.7×高11.2cm
青瓷花生 「花笑み」 径13.6×高30.6cm
青瓷花生 「花笑み」 径13.6×高30.6cm
月白緋炎鉄流茶盌 径14.4×高8.8cm
月白緋炎鉄流茶盌 径14.4×高8.8cm

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