「没後50年 髙島野十郎展」福岡県立美術館

  • 2025/10/31
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「没後50年 髙島野十郎展」福岡県立美術館

名称:「没後50年 髙島野十郎展」福岡県立美術館
会期:2025年10月11日(土)~2025年12月14日(日)
会場:福岡県立美術館
展示室:3・4階展示室
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 
   祝休日の場合はその翌平日
観覧料:一般 1,600円(1,400円)
   高大生 1,000円(800円)
   小中生 600円(400円)
   ※( )内は前売・20名以上の団体料金
   ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名及び特定疾患医療受
主催:福岡県立美術館開館40周年記念「没後50年 髙島野十郎展」実行委員会
(福岡県立美術館、毎日新聞社)
後援:福岡県、福岡市、北九州市、福岡市教育委員会、北九州市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社
協力:ブルーミング中西給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方は無料
住所:〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1
TEL: 092-715-3551
URL:福岡県立美術館

《蝋燭》 大正期、福岡県立美術館蔵
《蝋燭》 大正期、福岡県立美術館蔵

鎌倉時代後期から南北朝時代に、岡山市北区御津の地において活躍した刀匠一派を宇甘派と言い、通字に「雲」を用いて、髙島野十郎(たかしまやじゅうろう 1890-1975)は、蝋燭や月などを独特の写実的筆致で描く福岡県久留米市出身の洋画家です。過去最大規模で開催する本展は、《からすうり》や《菜の花》などの野十郎の代表作はもちろんのこと、初公開作品も数多く含めるだけでなく、同時代の関連作家(岸田劉生、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江など)の作品も合わせた約170点を紹介する大回顧展です。
本展では、青年期や滞欧期の作品など、従来の展覧会で大きく取り上げられることがなかった部分に焦点を当て、戦後の端正な野十郎様式に至るまでの道程を提示するだけでなく、野十郎の作品や芸術観の背景にあったものや彼が生きた時代の動きを探ることで、美術史のなかに野十郎の画業を位置付けることを試みます。さらには、野十郎の作品に一貫している仏教的思想を読み解き、野十郎の周囲に存在していた豊かな人間関係にも目を向けることを通して、これまで「孤高の画家」と呼ばれてきた野十郎像に異なる視点を提示します。没後50年の節目に、野十郎の新たな全貌をお楽しみください。

《秋の花々》 昭和28年(1953)、個人蔵
《秋の花々》 昭和28年(1953)、個人蔵
《菜の花》 昭和40年(1965)、ブルーミング中西株式会社蔵
《菜の花》 昭和40年(1965)、ブルーミング中西株式会社蔵
《睡蓮》 昭和50年(1975)、福岡県立美術館蔵
《睡蓮》 昭和50年(1975)、福岡県立美術館蔵
《からすうり》 昭和10年(1935)、福岡県立美術館蔵
《からすうり》 昭和10年(1935)、福岡県立美術館蔵
《満月》 昭和38年(c.1963)、東京大学医科学研究所蔵
《満月》 昭和38年(c.1963)、東京大学医科学研究所蔵
《絡子をかけたる自画像》 大正9年(1920)、福岡県立美術館蔵
《絡子をかけたる自画像》 大正9年(1920)、福岡県立美術館蔵

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