「巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)現代マイセンの磁器芸術」郡山市立美術館

名称:「巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)現代マイセンの磁器芸術」郡山市立美術館
会期:2025年11月22日(土)~2026年1月18日(日)
会場:郡山市立美術館
開館時間:9:30~17:00(最終入場16:30)
休館日:月曜日(ただし11月24日・1月12日は開館)/11月25日・12月28日~1月5日・1月13日は休館
入場料:一般1,200円、大学生・高校生・65歳以上900円、中学生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名無料
住所:〒963-0666 福島県郡山市安原町字大谷地130-2
TEL:024-956-2200
URL:郡山市立美術館

概要:
18世紀初頭、東洋磁器の熱烈な蒐集家アウグスト強王のもと、ヨーロッパ初の硬質磁器として誕生したマイセン窯は、以後、西洋美術史における陶磁器芸術の象徴的存在となった。その伝統を受け継ぎ、戦後東ドイツ時代においてもマイセン磁器の芸術性を新たな高みに導いたのが、絵付師ハインツ・ヴェルナー(1928–2019)である。マイセン近郊コズヴィッヒに生まれ、20歳でマイセン磁器製作所に入社したヴェルナーは、生涯を通じてマイセンの装飾芸術に携わった。彼の筆致は、古典的意匠を基盤にしながらも、周囲の自然や幻想的なメルヘンの世界から着想を得た柔らかな感性に満ちており、愛と詩情にあふれた独自の世界を築き上げた。本展では、ヴェルナーの手による豊かな絵付け作品を通じて、現代マイセンの新たな芸術的展開と、伝統に息づく創造精神を紹介する。

















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