「福本潮子 ―藍の海―」セイコーハウスホール

「藍の海」 木綿漁網 一部切り抜き画像

名称:「福本潮子 ―藍の海―」セイコーハウスホール
会期:2025年11月27日(木)〜2025年12月7日(日)
会場:セイコーハウスホール(セイコーハウス6階)
開館時間:11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
休館日:会期中無休
入場料:無料
住所:〒104-8105 東京都中央区銀座4丁目5-11
TEL:03-3562-2111(代表)
URL:セイコーハウスホール

概要:藍染作家・福本潮子による、深遠な藍の表現世界を探る個展。木綿や麻などの自然素材を用い、独自の感性と技法で「ジャパンブルー」の多彩なグラデーションを追求する。自然と共に生きる精神を込めた作品群は、観る者に静謐な感動を与える。美術評論家・森孝一氏が「藍色の宇宙」と評した通り、伝統を超えた現代的な創造が光る展覧会である。藍染がもつ持続可能な素材の美と、自然への敬意を映し出す空間として、海のように深く澄んだ藍の世界へと誘う。

「藍の海」
木綿漁網
撮影:来田猛 Koroda Takeru
「藍の海」 木綿漁網 撮影:来田猛 Koroda Takeru

福本 潮子(ふくもと・しほこ)略歴

1968年 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)西洋画科卒業 第21回具体美術展(大阪・グタイピナコテカ)
1987・89・92年 13th、14th、15th International Tapestry Biennale(スイス・ローザンヌ州立美術館)
2010年 Shihoko Fukumoto Indigo is the Color of My Dream(アメリカ・ポートランド日本庭園)
2015年 福本潮子作品集出版記念展「藍の青」(日本橋・京都髙島屋ギャラリー・大阪アートコートギャラリー)/Unraveling Identity: Our Textiles, Our Stories(アメリカ・ワシントン大学テキスタイル博物館)
2017年 交わるいと「あいだ」をひらく術として(広島市現代美術館)
2019年 京都の染織 1960年代から今日まで(京都国立近代美術館)
2020年 京都の美術 250年の夢(京都市京セラ美術館本館)/国立工芸館石川移転開館記念展Ⅰ「工芸の芸術-素材・わざ・風土」(国立工芸館)
2021年 Fashion in Blue(チェコ・チェコ国立プラハ美術館)
2022年 JAPAN BLUE 福本潮子の藍色の世界(静岡・フェルケール博物館)/コレクション展2「BLUE」(金沢21世紀美術館)
2023年 発現する布 ―オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子(青森・国際芸術センター青森)
2025年 藍と紅のものがたり(東京・大倉集古館)

「交差する青‐1」
亜麻
220×200cm
「交差する青‐1」 亜麻 220×200cm
「銀河」
苧麻(開田高原麻)
200×180cm
「銀河」 苧麻(開田高原麻) 200×180cm
「対馬‐Ⅻ」
大麻・木綿
223×92cm
「対馬‐Ⅻ」 大麻・木綿 223×92cm
「藍の海」 木綿漁網 一部切り抜き画像
「藍の海」 木綿漁網 一部切り抜き画像

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