秋季特別企画展「生誕200年記念 二代広重―広重イズムの在処―」中山道広重美術館

二代歌川広重「諸国名所百景 日光 霧降の滝」中山道広重美術館蔵

名称:秋季特別企画展「生誕200年記念 二代広重―広重イズムの在処―」中山道広重美術館
会期:2026年10月1日~2026年12月6日
会場:中山道広重美術館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:10月5日・13日・19日・26日、11月2日・4~6日・9日・16日・24日・30日
入場料:一般820円(団体660円) 18歳以下無料 障がい者手帳提示者および付き添い1名まで無料
住所:〒509-7201 岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館

概要:初代広重の名を受け継いだ二代歌川広重(本名:歌川重宣、1826–1869)の生誕200年を記念した特別展。浮世絵風景画の巨匠・初代広重の画風を継承しつつも、幕末から明治にかけての社会変化を背景に新たな題材と表現を開拓した二代広重の独自性を探る。代表作「諸国名所百景」を中心に、師の「六十余州名所図会」との比較展示を通じて、構図・彩色・筆致の継承と変容を明らかにする。また、広重イズムの系譜として「明治の広重」小林清親、「昭和の広重」川瀬巴水の作品も紹介し、時代を超えて継承された“広重らしさ”の核心を多角的に検証する。初代から二代、さらに近代版画へと続く日本風景表現の変遷を俯瞰できる貴重な機会となる。

アーティスト:二代歌川広重(うたがわ ひろしげ二代, 1826–1869)江戸後期から明治初期にかけて活躍した浮世絵師。初代広重の門人で、安政6年に「広重」を襲名。「諸国名所百景」などで知られる。風景画に近代的な視覚感覚を導入し、後世の川瀬巴水ら新版画家に影響を与えた。

二代歌川広重「諸国名所百景 日光 霧降の滝」中山道広重美術館蔵
二代歌川広重「諸国名所百景 日光 霧降の滝」中山道広重美術館蔵

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る