PARCO GALLERY O『パルコを広告する』1969 – 2025 PARCO広告展 心斎橋会場」PARCO GALLERY OSAKASAKA

名称:『パルコを広告する』1969 – 2025 PARCO広告展 心斎橋会場」PARCO GALLERY OSAKA
会期:2025年11月14日(金)〜2025年11月30日(日)
会場:PARCO GALLERY OSAKA
開館時間:10:00〜20:00(最終日は18:00まで)
休館日:会期中無休
入場料:無料
住所:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO14F
TEL:不明
URL:PARCO GALLERY OSAKA
概要:
「『パルコを広告する』1969 – 2025 PARCO広告展」は、パルコ開業から半世紀を超える広告表現の軌跡を総覧する回顧的展覧会である。2023年に渋谷PARCOで開催され好評を博した企画を、今回は心斎橋PARCO開業5周年を記念して再構成し、関西で初めて開催する。
本展は、1969年の開業以来、常に時代の先端を走り続けたパルコの広告活動を、50年以上にわたる創造の歴史として振り返るものである。パルコの広告は単なる宣伝媒体に留まらず、時代の社会意識や文化的潮流を反映する表現の場として機能してきた。トップクリエイターとのコラボレーションを通じて、広告をアートへと昇華させたその歩みは、日本の商業デザイン史においても重要な位置を占める。
展示構成は、「2000年代以降」「1990年代」「1980年代」「1970年代」の4つの年代を逆行的にたどる形で構成され、各時代のキーワードとして「予言」(70年代)、「広告」(80年代)、「渋谷」(90年代)、「アート」(2000年代以降)を設定している。これにより、時代ごとに変化する社会の空気とともに、広告のあり方や表現の進化を体感できる内容となっている。会場では、各年代ごとに2名のゲストキュレーターが参加し、代表的なポスターや映像広告を対談形式で選定。その対談映像を会場内で上映するほか、公式リーフレットにも掲載される。展示作品には、TVCM、ポスター、雑誌広告、店舗キャンペーンなどが含まれ、当時のメディア環境とデザイン美学を総合的に示している。また、本展は単なる企業史の紹介にとどまらず、「広告」というメディアを通じて都市文化を創造してきたパルコの姿勢を再確認する機会でもある。時代を映し、時に挑発し、社会とアートをつなぐ媒体としての広告の可能性を、未来へと開いていく展覧会である。








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