川原和美 「そのまま、いま、ここに」ギャラリー1045富山

名称:川原和美 「そのまま、いま、ここに」ギャラリー1045富山
会期:2025年11月23日(日)~2025年12月28日(日)
会場:ギャラリー1045富山
開館時間:11:00~18:00
休館日:水曜日、木曜日
入場料:無料
住所:〒930-0003 富山県富山市桜町1-4-1 東横INN富山駅新幹線口Ⅱ 2・3F
URL:ギャラリー1045富山
概要:
ギャラリー1045富山にて開催される川原和美展「そのまま、いま、ここに」は、綿という繊細な素材を用いながら、生命の律動や自然の呼吸を感じさせる柔らかで有機的な造形を生み出す作家の新作展である。
川原の作品は、遠目には大きくうねる抽象的なフォルムとして圧倒的な存在感を放つが、近づくと一本一本の繊維の重なりが織りなす優しい表情が現れる。そのしなやかな線の連なりは、作家が素材と丁寧に対話しながら形成していく時間の痕跡でもあり、手の記憶と心の揺らぎが一体となって形を成している。
本展では、川原が日々の制作を通して感じ取る「いま、ここに在る」ことの尊さを、素材そのものの質感と空間の呼吸を通じて体現する。作品は単なるオブジェではなく、観る者の感覚を開き、静かな共鳴を生み出す存在として会場に佇む。綿の持つ軽やかさと温もりが、見る人に穏やかな対話の時間を与えてくれるだろう。
作家略歴:
川原和美(かわはら・かずみ)
富山県出身。綿や布など柔らかな素材を用いた立体・インスタレーション作品を中心に制作。自然の生成や呼吸、記憶をテーマに、空間との関わりの中で「生きている」かのような作品を展開。国内外のギャラリーやアートイベントで発表を続ける。








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