「アニメーション美術の創造者新山本二三展」高松市美術館

名称:「アニメーション美術の創造者新山本二三展」高松市美術館
会期:2026年1月31日〜2026年3月29日
会場:高松市美術館
開館時間:9:30〜17:00(金土は19:00まで)
休館日:月曜日(2月23日は開館2月24日は休館)
入場料:一般1200円大学生600円高校生以下無料
住所:〒760-0027 香川県高松市紺屋町10-4
TEL:087-823-1711
URL:高松市美術館

概要:
『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など、日本を代表するアニメーション作品で美術監督を務めた山本二三(1953–2023)の背景美術に焦点を当てる大規模展覧会。
長崎・五島列島に生まれた山本は、24歳で『未来少年コナン』の美術監督に抜擢され、以後、高畑勲・宮﨑駿の作品に欠かせない存在としてその画面世界を支えた。緻密な描き込み、詩情豊かな空気感、光と影の構成力によって、日本のアニメーション背景美術の水準を世界的なレベルへと引き上げた功績を持つ。
本展では、初期から晩年に至る背景画、未公開の美術設定、イメージボード、制作道具など約220点を展示し、山本二三の創造のプロセスと魅力を多角的に紹介する。細田守『時をかける少女』や新海誠『天気の子』など、時代を超えて愛される作品との関わりも含め、アニメーション美術の系譜における山本の重要性を示す内容となっている。
作家略歴:
山本二三(1953–2023)
長崎県五島列島生まれ。アニメーション背景美術の第一人者。1978年『未来少年コナン』で美術監督としてデビューし、その後『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など多数の名作に参加。独自の詩情と構図、緻密な手描きの技法により「山本二三空」と称される世界観を確立。後進世代からも厚い支持を受け、新海誠・細田守作品でも重要な役割を果たした。日本アニメーション背景美術を象徴する存在として高く評価されている。














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