「ART LIFE -世界と繋がるKOGEI-」伊勢丹新宿店
- 2025/11/24
- 東京
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名称:「ART LIFE -世界と繋がるKOGEI-」伊勢丹新宿店
会期:2025年12月10日(水) ~ 2025年12月16日(火)[最終日午後6時終了]
場所:本館6階 アートギャラリー
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店
![小川待子
「93-U-VⅢ[Untitled]」
1993年
W51.5 × H10.6 × D49.7 cm](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2025/11/1-440.jpg)
「93-U-VⅢ[Untitled]」
1993年
W51.5 × H10.6 × D49.7 cm
無二の白磁で世界的に知られる黒田泰蔵氏。
工芸から現代アートの領域に達したその作品群は2021年に逝去して以降評価が高まっています。
本作は無釉薬のシンプルでありながら独特のフォルムからなる美しい作品です。
東京藝術大学で陶芸を学び、パリをはじめ海外各地の滞在を経て帰国後に制作活動する小川待子氏。
作品は世界的に高い評価を受け、国内外の主要なパブリックコレクションに加えられています。
本作は土の素材が秘める美を追求し割れや欠け、ガラスを溶かし溜まりを作るなど様々な可能性を見出した代表的な作品といえます。
60年代以降の戦後美術の流れの中で、具体美術や70年代にはもの派の作家達が海外進出する一方で、日本の伝統文化に繋がる工芸作家達も新たなアート創造の視点からニューヨークやパリに発表の場を求めていました。
本展ではそこに焦点を当て、工芸から現在の”KOGEI”に派生する重要作家で構成しています。
近年海外でもセラミックを支持体とする多くの日本作家が現代アートのシーンで活躍しており、その評価は世界に拡がりを見せています。
今回の展示では室礼に用いながらも「用の美」として機能性を備えた器作品を中心に 「鑑賞美」の稜線で繋がる作品を展示いたします。









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