「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」岡山県立美術館

「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」岡山県立美術館

名称:「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」岡山県立美術館
会期:2026年1月9日~2026年3月1日
会場:岡山県立美術館
開館時間:9:00~17:00(1月9日は10:00開館、1月31日・2月28日は19:00まで)
休館日:月曜日(1月12日・2月23日は開館、1月13日・2月24日は休館)
入場料:一般1500円、65歳以上1300円、大学生500円、高校生以下無料
住所:〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
TEL:086-225-4800
URL:岡山県立美術館

「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」岡山県立美術館
「美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教」岡山県立美術館

概要:
戦国時代の布教に始まり、禁教期、そして明治以降の再受容を経て、日本の美術史においてキリスト教は独自の文化的影響をもたらしてきた。本展では、正教徒として活動し多くのイコンを制作した山下りん、キリスト者として知られる青木繁・小磯良平、宗教彫刻で高い評価を得る舟越保武、日本画家の長谷川路可・定方塊石、さらに岡山ゆかりの竹久夢二や坂田一男など、多彩な作家によるキリスト教的感性に根ざした作品を紹介する。祈り、信仰、殉教、そしてキリスト教精神への共鳴が生んだ近現代日本美術の広がりを再考する内容となっている。

アーティスト:山下りん、青木繁、小磯良平、舟越保武、長谷川路可、定方塊石、竹久夢二、坂田一男 ほか

岸田劉生《田村直臣七十歳記念之蔵》1927年 東京国立近代美術館
岸田劉生《田村直臣七十歳記念之蔵》1927年 東京国立近代美術館
山下りん《聖母》1895年 柳井原ハリストス正教会
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牧島如鳩《魚籃観音像》1952年 足利市民文化財団
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青木繁《旧約聖書挿絵 3. 紅海のモーセ》 ニューオーサカホテルエンタープライズ
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山下りん《ウラジミルの聖母》1901年 白凛居
山下りん《ウラジミルの聖母》1901年 白凛居
重要文化財 聖母像(親指のマリア) 17世紀 東京国立博物館【後期展示(2026年2月3日~3月1日)】
Image:TNM Image Archives
重要文化財 聖母像(親指のマリア) 17世紀 東京国立博物館【後期展示(2026年2月3日~3月1日)】 Image:TNM Image Archives
和田英作《渡頭の夕暮》1897年 東京藝術大学
和田英作《渡頭の夕暮》1897年 東京藝術大学
長谷川路可《流さるる教徒》1921年 東京藝術大学
長谷川路可《流さるる教徒》1921年 東京藝術大学
重要文化財 関根正二《信仰の悲しみ》1918年 大原美術館
重要文化財 関根正二《信仰の悲しみ》1918年 大原美術館
竹久夢二《切支丹伴天連渡来之図》大正中期 夢二郷土美術館【後期展示(2026年2月3日~3月1日)】
竹久夢二《切支丹伴天連渡来之図》大正中期 夢二郷土美術館【後期展示(2026年2月3日~3月1日)】
堂本印象《大阪玉造教会壁画 聖母マリア(小下絵)》1962年 京都府立堂本印象美術館
堂本印象《大阪玉造教会壁画 聖母マリア(小下絵)》1962年 京都府立堂本印象美術館
河野通勢《聖ヨハネ》1918年頃 調布市武者小路実篤記念館
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舟越保武《原の城》1971年 東京国立近代美術館
舟越保武《原の城》1971年 東京国立近代美術館
定方塊石《平和の基督―基督御聖像》1930年 関西学院学院史編纂室
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