文豪が教える見えない世界の歩きかた「怖い文学展~高知県立文学館×香美市立美術館~」高知県立文学館

名称:文豪が教える見えない世界の歩きかた「怖い文学展~高知県立文学館×香美市立美術館~」高知県立文学館
会期:2026年1月17日~2026年3月22日
会場:高知県立文学館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:会期中無休
入場料:600円(常設展含む)、高校生以下無料、各種減免あり
住所:〒780-0850 高知県高知市丸の内1-1-20
TEL:088-822-0231
URL:高知県立文学館

概要:
2017年に香美市立美術館で開催され話題を呼んだ「怖い絵展」を端緒に、人々が“怖さ”に惹かれる理由を文学の側面から探る企画展。今回は「怖い話と怖い絵展」第4弾とのコラボレーションとして、高知ゆかりの文豪たち――和漢の怪異談を愛した田中貢太郎、怪異世界の観察者として知られる馬場孤蝶など、“怖いもの好き”の文学者の軌跡を中心に据え、怪異と文学、そして人間心理の関係性に独自の切り口で迫る。展示では怪談、随筆、絵画資料などを通して、視覚では捉えきれない“見えない世界”への感受性がどのように形づくられてきたかを紐解く。
作家略歴:
田中貢太郎(1880–1941)は高知県出身の作家で、怪談・随筆・歴史物に優れ、「和漢百物語」など怪異譚の蒐集家としても知られる。一方、馬場孤蝶(1876–1937)は小説家・随筆家として怪異や不可思議な現象への鋭い関心を持ち、人間心理の暗部を描いた作品で評価された。いずれも怪異文学の系譜において重要な位置を占める文豪である。本展は彼らを中心に、高知の文学文化が育んだ“怖さ”の想像力に焦点を当てる。








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