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名称：特別展「南都仏画 よみがえる奈良天平の美」奈良国立博物館
会期：2026年7月18日～2026年9月13日
会場：奈良国立博物館 東西新館
開館時間：未定
休館日：未定
入場料：未定
住所：〒630-8213 奈良県奈良市登大路町50
TEL：050-5542-8600（ハローダイヤル）
URL：奈良国立博物館

奈良（南都）において古代から継承されてきた仏教絵画の精華「南都仏画」を体系的に紹介する初の大規模展。奈良時代には、国際色豊かな天平絵画が大寺院の堂内を飾り、その造形は後世の規範となった。平安時代には貴族的で優美な仏画が隆盛し、鎌倉時代には天平図像を基礎とした復古的仏画が制作され、「南都絵所」の絵仏師たちが仏画・絵巻・仏像彩色など幅広く活躍した。本展の大きな特色は、ボストン美術館が所蔵する南都ゆかりの仏画が一挙に里帰りする点である。約20年の構想を経た国際共同企画として、奈良国立博物館とボストン美術館の珠玉のコレクションが集結。さらに、廃絶した寺院・内山永久寺の堂内を飾った名品も集められ、かつて失われた南都仏教文化の姿が再び立ち上がる。天平から中世へと受け継がれた南都仏画の美と精神を体感できる貴重な機会となる。