「ほぼ空:青木淳 + リチャード・タトル」東京オペラシティ アートギャラリー

「青木淳+リチャード・タトル」展覧会プラン 2025

名称:「ほぼ空:青木淳 + リチャード・タトル」東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2026年7月18日(土)~2026年9月23日(水・祝)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入場料:未定
住所:〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:050-5541-8600
URL:東京オペラシティ アートギャラリー

概要:
本展は、美術家リチャード・タトルと建築家青木淳による二人展であり、美術と建築という異なる領域が「光」と「空気」という根源的な感覚を媒介として交差する試みである。タトルにとって美術作品とは、ある瞬間に立ち現れる真実や充足感を他者と分かち合うための光のような存在であり、最小限のかたちの中に感覚の豊かさを宿す。一方、青木にとって建築とは、人それぞれの価値観や速度を許容する空気のようなものであり、固定された意味を押しつけない自由な空間の生成である。
両者の仕事は、分野の違いを超えて軽やかに共鳴し、融合しながらも互いの独立性を保つ点に特徴がある。本展では、東京オペラシティ アートギャラリーという建築空間そのものの潜在力を、美術と建築の双方向から引き出し、開放的で愉快な場を立ち上げることが試みられる。あわせて、青木淳が選ぶ収蔵品展や、project Nによる東山詩織の展示も連動し、全展示室が緩やかにつながる構成となることで、鑑賞者は空間全体を身体的に体験しながら、美術と建築の境界が揺らぐ感覚を味わうことになる。

「青木淳+リチャード・タトル」展覧会プラン 2025
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