「没後10年 江見絹子 —1962年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を中心に—」神奈川県立近代美術館 葉山
- 2025/12/15
- 神奈川県
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名称:「没後10年 江見絹子 —1962年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を中心に—」神奈川県立近代美術館 葉山
会期:2025年11月15日(土)〜2026年2月23日(月・祝)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(11月24日(月・振)、1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館)
観覧料:一般 250円(150円)、20歳未満・学生 150円(100円)、65歳以上・高校生 100円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障害者手帳などおよびミライロIDの提示者(介助者原則1名含む)は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:12月7日、1月4日、2月1日)は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金で観覧可(65歳以上除く)
※企画展「若江漢字とヨーゼフ・ボイス 撮影されたボイスの記録、そして共振」の観覧券で、同日にかぎり本コレクション展を観覧可
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
TEL:046-875-2800
URL:神奈川県立近代美術館 葉山

江見絹子(えみ・きぬこ/1923-2015) は、日本人女性として初めてヴェネチア・ビエンナーレ(第31回・1962年)に出品した画家です。1956年から日本でアンフォルメル旋風が吹く中、江見の作風も1958年には半抽象から高度経済成長の黎明期を反映した構築的な幾何学的抽象へ、その後1961年にその形体を文字通り「解消」し、1964年に「熱い抽象」へと目まぐるしく展開しました。ヴェネチア・ビエンナーレの出品作全点を中心に、没後10年となる江見の代表作を展覧します。
展覧会のみどころ
1.江見絹子のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を全点公開
杉全直(すぎまた・ただし)、向井良吉(むかい・りょうきち)、川端実(かわばた・みのる)、菅井汲(すがい・くみ)と共に、江見は第31回ヴェネチア・ビエンナーレに日本人女性作家として初めて参加しました。画家のアトリエにまとまった形で残されていた江見の出品作品は、2003年度に当館に寄贈されました。本展ではクリーニングを施し、当初の色彩に近い形で公開します。
2.江見絹子の代表作品を15年ぶりに展示
当館は2004年に公立美術館で初の回顧展となる「江見絹子展 Retrospective EMI KINUKO」を開催しました。2010年には姫路市立美術館でも回顧展が開かれました。当館が所蔵する《空の輪臺》、《FUDARAKU》、《幻想と秩序》などの江見の代表作を15年ぶりに展示します。





江見絹子 《幻想と秩序》 1986年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵









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