「モダン都市生活と竹久夢二 川西英コレクション」京都国立近代美術館

名称:「モダン都市生活と竹久夢二 川西英コレクション」京都国立近代美術館
会期:2026年3月28日(土)~2026年6月21日(日)
会場:京都国立近代美術館
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)
入場料:一般1800円、大学生1100円、高校生以下・18歳未満無料、障がい者手帳提示者および付き添い1名無料
住所:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
TEL:075-761-4111
URL:京都国立近代美術館

概要:
大正から昭和初期にかけてのモダン都市文化の広がりを背景に、竹久夢二と、彼に強い影響を受けた画家・版画家たちの作品を紹介する展覧会。竹久夢二は、生前には巨匠というよりも、絵葉書や封筒、千代紙、風呂敷など多彩な商品を通して人々の生活に寄り添うイラストレーター、デザイナーとして親しまれていた。本展では、創作版画家・川西英が蒐集した膨大なコレクションを軸に、夢二の版画や書籍、関連資料をはじめ、恩地孝四郎ら昭和期の画家・版画家による都市生活やモダンな景観、前衛と遊びの感覚に満ちた表現をあわせて紹介する。近代日本における大衆文化と美術の交差点を、都市という舞台から読み解く試みである。

作家略歴:
竹久夢二(たけひさ ゆめじ)。1884年生まれ、1934年没。画家、詩人、デザイナーとして大正期の大衆文化を象徴する存在。女性像や抒情的な表現で知られ、絵画のみならず出版物や商業デザインの分野でも大きな影響を与えた。
川西英(かわにし ひで)。1894年生まれ、1965年没。創作版画家。夢二に強く惹かれ、版画や書籍、関連資料を体系的に収集し、近代版画史の形成に寄与した。










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