所蔵作品展「版画の魅力 技法の共演」武蔵野市立吉祥寺美術館

名称:所蔵作品展「版画の魅力 技法の共演」武蔵野市立吉祥寺美術館
会期:2026年1月17日(土曜日)から2026年3月1日(日曜日)まで
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
開館時間:10:00〜19:30
休館日:12月17日〜1月16日、1月28日、2月18日、2月25日
入場料:一般300円
住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階
TEL:0422-22-0385
URL:武蔵野市立吉祥寺美術館

吉祥寺美術館は2002年の開館以来、武蔵野市にゆかりのある作家の作品を収集してきました。2,500点を超える所蔵品の中には、約1,600点の版画作品があります。今回の所蔵作品による企画展では、さまざまな技法による版画作品を紹介いたします。
もとは同じ文字や図像を複数作るための情報伝達の有効な手段として発達した版画は、近代以降その役割から解き放たれ、独立した芸術表現の手段の一つとなりました。版画は、版の形状から凸版、凹版、平版、孔版の4つの形式に分類されます。さらに版の素材や構造の違いにより、独特の温かみや力強さを持つ「木版」、直刻法・腐蝕法で線の強弱や面の表現も可能な「銅版」、描いたままの繊細な描画をそのまま表現できる「石版(リトグラフ)」、均一な色面構成が特徴の「シルクスクリーン」等の種類に分けられます。前述の通り、版画にはさまざまな技法がみられそれぞれに特徴的な表現が可能な版画は、さらに作家個々人によるオリジナルの技法・表現が加えられたことにより、同じ版種でも多種多様な表現が生まれ、各技法が持つ独特の個性を楽しむことができます。
本展では、武蔵野市が所蔵する織田一磨(1882-1956)・浜口陽三(1909- 2000)・一原有徳(1910-2010)・南桂子(1911-2004)・萩原英雄(1913-2007)・清水昭八(1933-1996) ・沢田哲郎(1935-1998)による版画作品を取り上げ、多彩な魅力を紹介します。
作家略歴:
萩原英雄は、戦後日本を代表する版画家の一人で、木版画に油彩的発想を導入し、両面摺りやエンボス加工、凹版化など独自の技法を次々と試みた作家である。従来の木版画の枠を超えた豊かな表現で、日本版画の可能性を大きく押し広げた。
浜口陽三は、銅版画、とりわけカラーメゾチントの分野で国際的評価を確立した版画家で、静物を主題にした深く静かな画面構成と、繊細で均質な色面表現により、版画表現を高度な芸術領域へと押し上げた存在である。

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