名称:「没後5年 菊畑茂久馬展」
会期:2026年2月5日〜2026年5月17日
会場:太宰府天満宮
開館時間:9:00〜16:30
休館日:月曜日(2月23日、5月4日は開館)
入場料:一般500円 大学生高校生200円 中学生小学生100円
住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1
URL:太宰府天満宮

概要:
本展は、画家菊畑茂久馬の没後5年という節目に開催される展覧会である。幼少期を長崎県五島で過ごした記憶に根差す青い空と海の原風景は、作家の内部に長く沈殿し、その後の作品世界の基調を形づくった。1960年代に《ルーレット》で注目を集めた後、菊畑はあえて制作の第一線から距離を取り、日本近代美術と戦後という時代そのものを問い直す思索の時間を選ぶ。その沈黙を経て、《天動説》を契機に再び絵画へと向かい、描く行為そのものの意味を掘り下げていった。本展は一般社団法人菊畑茂久馬美術青家協会による企画「LINKS ― 菊畑茂久馬」に連なるものであり、太宰府天満宮に新たに収蔵された作品を中心に構成される。九州という土地と切り結びながら生涯続けられた制作の思考と軌跡を、静かな環境の中であらためて見つめ直す場となる。

作家略歴:
1935年生まれ。2020年没。1960年代に前衛的な絵画表現で注目を集める一方、制作の中断と再開を経験しながら、日本近代美術史と戦後という時代への根源的な問いを自身の制作に引き受けた。生涯にわたり、絵画とは何か、描く主体とは何かを問い続けた画家である。

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