「毎日戦中写真を読む 特派員の足跡とミヤニ式カメラ」同時代ギャラリー(ギャラリーピス)

名称:「毎日戦中写真を読む 特派員の足跡とミヤニ式カメラ」同時代ギャラリー(ギャラリーピス)
会期:2026年2月10日(火)~2026年2月22日(日) 最終日は17:00終了
会場:同時代ギャラリー(ギャラリーピス)
開館時間:12:00~19:00
休館日:月曜日
入場料:無料
住所:〒604-8082 京都府京都市中京区弁慶石町56 1928ビル
TEL:075-256-6155
FAX:075-256-6155
URL:同時代ギャラリー(ギャラリーピス)

概要:
本展は 毎日新聞大阪本社に保存されてきた 日中戦争から太平洋戦争期にかけての戦中写真アーカイブをもとに 特派員の足跡と写真報道の現場を読み解く展覧会である。約600人の特派員によって撮影された約6万枚に及ぶ写真群から抜粋された作品を通して 戦闘の瞬間だけでなく 兵士の日常 従軍動物 占領地における人々の暮らしといった 戦争の多層的な現実が浮かび上がる。

これらの写真は 記録としての価値のみならず 撮影者の視線や立場を内包した歴史資料でもある。本展では 特派員たちの行動範囲や活動の痕跡をたどりながら 写真がどのような条件下で撮影され どのように読まれてきたのかを検証する。あわせて 京都で開発された「ミヤニ式反射望遠カメラ」に関連する写真資料も紹介され 当時の撮影技術と報道環境にも光が当てられる。

さらに 渡邉英徳(東京大学大学院)によってカラー化された「戦争と動物」「戦争と女性・子ども」シリーズも展示され 白黒写真が内包していた距離感や抽象性が 現代的な視覚体験として再構成される。

会場となる同時代ギャラリーの入る1928ビルは かつて大阪毎日新聞社京都支局として建設され 1999年まで編集フロアとして使用されていた場所である。記者たちの息遣いが残る空間において 写真を「過去の記録」としてではなく 「いま読み直されるべき資料」として提示することで 戦争とは何か 情報とどのように向き合うべきかを 現在の問題として問いかける展覧会となっている。

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