世田谷文学館コレクション展「没後30年 宇野千代展」世田谷文学館

名称:世田谷文学館コレクション展「没後30年 宇野千代展」世田谷文学館
会期:2026年4月18日~2027年3月28日
会場:世田谷文学館
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館翌平日休館)、年末年始、館内整備期間
入場料:一般220円 高校大学生170円 65歳以上110円 小中学生110円
住所:〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10
TEL:03-5374-9111
URL:世田谷文学館

昭和7年頃 中央公論社にて:婦人公論に掲載された写真 自分で初めてデザインした着物で

概要:本展は作家宇野千代の没後30年を記念し、世田谷文学館に寄贈された新資料を中心に、その生涯と創作を前期後期に分けて紹介するコレクション展である。前期では少女時代から作家としての出発期に至るまでを、自筆原稿や書簡、日記、雑誌、着物など多彩な資料によって辿る。後期では波乱に満ちた後半生と円熟期の創作活動に焦点を当て、「おはん」や「生きて行く私」などの代表作とともに、その思想と生活の軌跡を描き出す。文学のみならずデザインや生活文化にまで及ぶ宇野千代の多面的な活動を通して、一人の女性の生き方と時代の表現を総合的に提示する。

昭和6~7年 世田谷淡島の自宅にて
1939年4月1日、帝国ホテルにて北原武夫と挙式
昭和22年 50歳頃 車の広告モデルをつとめた宇野千代
『脂粉の顔』(1923年 改造社):宇野のデビュー作。最初の夫の姓「藤村千代」名義で刊行された
「おはん(その三)」自筆原稿:「文体」第4号(1949年7月10日文体社)掲載
宇野千代旧蔵 自筆原稿「おはん」4回目
宇野千代 日記 ©株式会社 宇野千代:1941年 の中国旅行の内容を含む日記
雑誌「スタイル」第1期創刊号(1936年6月):日本初のファッション誌。題字は東郷青児、表紙はエコール・ド・パリの寵児と呼ばれた藤田嗣治が手掛けた
宇野千代・東郷青児 旧蔵コーヒーカップセット:世田谷・淡島の新居で使用していたドイツ製のコーヒーカップセット
宇野千代 旧蔵おしろい入れ:東郷青児の情死未遂事件の相手のものであったが宇野はこれを使い続けた
宇野千代旧蔵 化粧道具
宇野千代旧蔵 パリで購入したネックレス
宇野千代旧蔵 信玄袋
宇野千代旧蔵 切りばめの着物:宇野デザインの129枚の布を接ぎ合わせて作られた着物
宇野千代旧蔵 青色の着物:帯と帯締めが付属している
宇野千代旧蔵 浄瑠璃人形:「天網島時雨炬燵」のおさん

作家略歴:宇野千代は1897年山口県岩国市生まれの小説家。代表作に「色ざんげ」「おはん」「生きて行く私」などがあり、恋愛や人生を主題とした作品で広く読まれた。若い頃から画家東郷青児らとの交流を通じて文化的活動を展開し、雑誌編集や着物デザインなど多方面で活躍した。華やかで波乱に富んだ人生を送りながらも、晩年まで創作意欲を失わず、日本文学に独自の位置を築いた。1996年没。

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