井村一登 展「 mmmwm 」日本橋三越本店

左:window-ordered 右:window-ordered half 2022 年 左:68.6×34.5×9.3 cm  右:64.6×18.6×9.3 cm

名称:井村一登 展「 mmmwm 」日本橋三越本店
会期:2023年4月19日(水) ~ 2023年5月1日(月)
会場:本館6階美術特選画廊 最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

wall-ordered ellipsoid bronze

2022 年
36.7×68.2×13.5 cm

ガラスミラー、 アクリルミラー、LED、額縁
wall-ordered ellipsoid bronze 2022 年 36.7×68.2×13.5 cm ガラスミラー、 アクリルミラー、LED、額縁

日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリーでは、井村一登氏の2 回目となる個展を開催いたします。
井村一登氏は1990 年京都府生まれ。2017 年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了。
鏡の素材や構造に触れながら、人と鏡の関係性の歴史を追い、光学や魔鏡、回転液体鏡、映らない鏡等の様々なテーマで鏡を使用した作品や鏡自体の制作を行っています。その独自の鏡による多様な手法と表現は高く評価され、人々の好奇心を刺激し魅了し続けています。
展覧会タイトル「mmmwm」は、作家自身が制作中に経験してきた「鏡は鏡と鏡を作る=“mirrors make mirrors with mirrors.”」という感覚に由来しており、その頭文字を連ねています。
“数列の可視化”をコンセプトに継続して制作しているシリーズ「wall-ordered」は、異なる性質を持った鏡同士が新たな秩序を持った鏡像の反復を作ります。土地の記憶を映し出す人工的な黒曜石「loose reflection」では、様々な産地の黒曜石を溶かし混ぜ合わせ、既知の自然の力を超えた新たな鏡を創出します。これらに加え本展では、物質的条件や反射現象のみに留まらず、錬金術、神話、祭祀、さらには時代によっての技術による制約や代替品などの膨大な要素のモンタージュによって、「鏡」というたった一つのテーマから加速度的に分岐した結果を展観いたします。
ぜひ会場でご覧ください。

tele portrait-æ #4

2022年

44.3×34.3×3 cm
tele portrait-æ #4 2022年 44.3×34.3×3 cm
mirror in the rough 1805g

2022年
H7.1×W17.3×D9.2 cm
mirror in the rough 1805g 2022年 H7.1×W17.3×D9.2 cm
左:window-ordered 右:window-ordered half 2022 年 左:68.6×34.5×9.3 cm  右:64.6×18.6×9.3 cm
左:window-ordered 右:window-ordered half 2022 年 左:68.6×34.5×9.3 cm  右:64.6×18.6×9.3 cm

photo by Kenryou Gu

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