館蔵企画展「大屏風展」青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館

館蔵企画展「大屏風展」青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館

名称:館蔵企画展「大屏風展」青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館
会期:2023年4月15日(土)〜6月4日(日) 
会場:青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館
観覧料金:当日一般200円
休館日:月曜日
住所:〒198-0085東京都青梅市滝ノ上町1346-1
TEL:0428-24-1195
URL:青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館

館蔵企画展「大屏風展」青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館
館蔵企画展「大屏風展」青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館

「風を屏障(へいしょう)」するものを意味する屏風の起源は、中国古代にさかのぼる。風や人目を遮るための実用的な調度として制作と使用が始まったが、日本においては平安時代に芸術的方向に大いに発展し、大画面絵画を制作する際の表現形式として定着した。しかし、住宅事情や生活様式の変化した現代では、屏風は用いられる機会が極端に減少し、それに伴ってこの形式で作品を制作する作家も減少している。
同館には17点の屏風が収蔵されており、本展ではその中から10点と屏風よりもさらに大きなパネル形式の作品1点を展示する。スケール感は大型作品ならではのものだが、同時に各作品からは日本画特有の繊細さも感じられる。屏風という造形表現の面白さと豊かさをこの機会に堪能してほしい。

(1)後藤 芳仙《屋久島所見》紙本着色 二曲半双屏風(観音折) 制作年不詳
(1)後藤 芳仙《屋久島所見》紙本着色 二曲半双屏風(観音折) 制作年不詳
(2)小山 大月《苗園(春苑)》紙本着色 六曲一隻屏風 1931年
(2)小山 大月《苗園(春苑)》紙本着色 六曲一隻屏風 1931年
(3)岩崎 巴人《老梅樹(宝珠梅)》紙本墨画淡彩 四曲半双屏風 1970年
(3)岩崎 巴人《老梅樹(宝珠梅)》紙本墨画淡彩 四曲半双屏風 1970年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る