世界遺産 東寺 特別展「2023草場一壽 陶彩画展」東寺

世界遺産 東寺 特別展「2023草場一壽 陶彩画展」東寺

名称:世界遺産 東寺 特別展「2023草場一壽 陶彩画展」東寺
会期:2023年3月1日(水)~5月7日(日)
※会期中無休
時間:8:30~16:00
入場料:無料 ※ご予約は不要です。
会場:世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺 東寺
住所:〒601-8473 京都市南区九条町1番地
TEL:0954-45-3450(草場一壽工房
URL:東寺

今年の東寺は、真言宗立教開宗から1200年、弘法大師空海の誕生1250年の節目の年でもあります。このような記念すべき年に、4年ぶり、5回目となる陶彩画展を開催させていただくこととなりました。心より感謝申し上げます。
真言宗総本山、東寺とのご縁は、拙著の絵本「いのちのまつり~ヌチヌグスージ(サンマーク)」から始まりました。弘法大師は有限のいのちが無限のいのち(宇宙)につながる方法論を編み出されたのですが、恐縮ながら、それが「いのちのまつり」のテーマでもあります。
また、大師が若い頃の悟りの体験について「明星来たり影(えい)す(全身に光を受けた)」と記されていますが、陶彩画は光の芸術と言えるものです。大師に自分をなぞらえるつもりではなく、「輝き」には自らのパワーを全開させる力が宿っているのだと思います。光明を得るとは、光に導かれてまさに自分が光源となるということではないでしょうか。
誰かにならなくていい。何者かにならなくていい。私のままで、あるがままでいのちに通じ、宇宙に通じている。その真理の中にこそ調和と平安がある・・・。深く魂に語りかけるようなものは心を解放する(=いのちに目覚める)と信じて陶彩画を制作してきました。東寺、大師の歴史には足元にも及びませんが、おかげさまで私も今年で35周年を迎えます。
私の作品を見てくださる方が、かけがえのない“いのち”に気づいてくだされば幸いです。
いまは、いのちの尊さ=“いのち”をどれだけ広くとらえ、どれほど深く掘り下げることができるかが問われている時代のように思います。それを大きなARTの役割のひとつとして心に刻みたいと思います。
陶彩画家 草場一壽 

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