名称:「第2期コレクション展」千葉県立美術館
会期:2023年6月3日(土)〜7月9 日(日)
会場:千葉県立美術館
時間:9:00~16:30
休館日:月曜日
※ただし、月曜日が祝日・振替休日に当たるときは開館し、翌日休館
観覧料:一般 300円(240円)
高・大生 150円(120円)
中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒260-0024千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
TEL:043-242-8311
URL:千葉県立美術館
黒田重太郎と関西美術院
黒田重太郎(明治20(1887)年~昭和45(1970)年)は、明治から昭和にかけて、関西洋画壇の発展に尽くした洋画家です。明治37(1904)年に京都の鹿子木孟郎門下に入った黒田は、翌年から聖護院洋画研究所、関西美術院で浅井忠、鹿子木孟郎の指導を受けます。大正7(1918)年と大正10(1921)年に渡仏し、印象派やキュビスムの影響を受けながらも独自の画風を展開しました。一方で、理論面では美術に関する多数の著書を執筆し、日本の美術史研究の礎を築いたほか、大正8(1919)年から関西美術院で教鞭を執り、後進の指導に尽力しました。
本展では当館所蔵の黒田作品3点と併せて、黒田の師である鹿子木と浅井による作品、関西美術院で画架を並べた関連作家の作品などを展示することで、関西美術院および関西洋画壇において黒田が果たした功績を再検討することを試みます。
名品2 東山魁夷 −深まりゆく
長野県立美術館から借用した東山魁夷の作品を当館所蔵作品と共に紹介します。また、当館が所蔵する作品の中から、ミレー、浅井忠などの特に鑑賞の要望の高い作品を厳選して紹介します。
絵葉書の時代2
【葉書】は1890年にドイツで考案され、たちまち欧州中に広まりました。当時、パリでは都市改造計画によって大都会が形成され、絵葉書からは、人々が都市生活を楽しむ様子が伺えます。「絵葉書の時代1」の展示資料を一部入れ替え、日本の絵葉書も併せて紹介します。
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