企画展「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館

企画展「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館

名称:企画展「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館
会期:2023年7月8日(土)〜9月3日(日)
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)  
料金:一般800円、高大生400円、中学生以下無料
   ※コレクション展(常設展)観覧料を含む
   ※20名以上の団体は2割引
   ※一宮市内の満65歳以上で住所・年齢の確認ができる公的機関発行の証明書等を提示された方、身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を 持参の方(ミライロID可、付添人1人を含む)は無料
休館日:毎週月曜日(ただし7月17日(月)は開館)、7月18日(火)
会場:一宮市三岸節子記念美術館
住所:〒494-0007愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
TEL:0586-63-2892
URL:一宮市三岸節子記念美術館

企画展「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館
企画展「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館

子どもや毛糸の編み物、動物や草花などをモチーフとして、滑らかな絵肌に描かれた安藤正子の油彩画は、詩的な雰囲気にあふれ、見るものを惹き付けます。油絵具の 特質を生かした緻密な描写や、大きな余白などの様々な絵画的要素の中で形作られた油彩画と、精微で硬質な質感の鉛筆画は、制作に時間を要し、年に数点というペースで描かれてきました。
近年、愛知県瀬戸市に移住し、第二子の出産を経て、その地で生み出された陶レリーフの作品群によって、安藤はそれまでの表現から大きな展開を遂げました。また、関連して描かれたドローイング群や絵画作品からは、身近な対象の今を大切にすくい取ろうとする新たな姿勢がうかがえます。
作家の身辺の変化から生じたものを、初期の油彩画や鉛筆画、近年の水彩や木炭のドローイング、陶作品、新作の絵画作品やインスタレーション等、作品の変遷から読み解きます。手法を変化させながらも、一貫して「絵」を作り続けてきた安藤のこれまでの歩みを展覧します。

「APE」 パネル張りカンヴァスに油彩
190.0×146.0 cm 2014年 photo by Tamotsu Kido
札幌宮の森美術館 蔵
「APE」 パネル張りカンヴァスに油彩 190.0×146.0 cm 2014年 photo by Tamotsu Kido 札幌宮の森美術館 蔵
「タローを描く」紙に鉛筆、水彩色鉛筆、水彩 66.0×50.0cm
2022年 Photo by Tamotsu Kido
「タローを描く」紙に鉛筆、水彩色鉛筆、水彩 66.0×50.0cm 2022年 Photo by Tamotsu Kido
安藤正子「ムービータイム」木製パネルに雲肌麻紙、アクリル絵具、水彩絵具、鉛筆、水彩色鉛筆、パステル 100×100㎝ 2021©Masako Ando sticker by モニョチタポミチ・鱗片堂 photo by Tamotsu Kido
安藤正子「ムービータイム」木製パネルに雲肌麻紙、アクリル絵具、水彩絵具、鉛筆、水彩色鉛筆、パステル 100×100㎝ 2021©Masako Ando sticker by モニョチタポミチ・鱗片堂 photo by Tamotsu Kido

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る