名称:所蔵作品展「原有徳・版のワンダーランド」徳島県立近代美術館
開催期間:2021年4月24日[土]–6月13日[日]
会場:美術館 展示室1・2、屋外展示場、美術館ロビー
主催:徳島県立近代美術館
休館日:毎週月曜日(5月3日は開館)、5月6日
観覧料:一般200[160]円/高・大生100[80]円/小・中生50[40]円
※[ ]内は団体(20名以上)等の場合。
※65歳以上の方で年齢を証明できるものをご提示いただいた方および、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示いただいた方とその介助をされる方1名は、観覧料が無料です。
小・中・高生は土・日・祝・振替休日は観覧料が無料です。
大学生・一般は、祝日・振替休日は、無料です。
住所:〒770-8070徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
TEL:088-668-1088
URL:徳島県立近代美術館
阿南市出身で北海道を拠点に活躍した現代版画の異才、一原有徳(1910-2010)の画業を振り返ります。
3メートルを越える大作、1回しか刷ることのできないモノタイプ版画、不思議な魅力に満ちた金属版画とその原版など180点の全コレクションを一望し、作家が追求した未知の視界にせまります。
◆ 一原有徳(いちはらありのり)
1910年徳島県に生まれる。2010年没する。3歳の時、父の伯父が開拓者として移り住んでいた北海道に父母とともに移住。小樽高等実修商科学校に学んだ後、小樽地方貯金局に入局し、第2次世界大戦中の応召時をはさみ、1970年まで同局に勤務しながら制作活動を続ける。1952年油彩画を小樽市展に出品し北海道新聞社賞受賞。1954年から全道美術協会展に出品し、61年会員に推挙される。1958年の全道展、国画会展にモノタイプ版画を出品。1960年の日本版画協会展出品作が評価され神奈川県立近代美術館などに作品が収蔵される。同年朝日選抜秀作展、海外を巡回した現代日本版画展、1962年、64年の東京国際版画ビエンナーレ展に出品するなど数多くの展覧会に出品し活躍。1回切りの転写によるモノタイプ版画や、金属を様々な道具・薬品で加工する凹版の実験により、荒々しいマチエールや金属版の無機質な美しさを持つ力強い作品を生み出した。
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