特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織 ─世界にはばたいた布たち─」大倉集古館

特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織 ─世界にはばたいた布たち─」大倉集古館

名称:特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織 ─世界にはばたいた布たち─」大倉集古館
会期:2023年8月8日(火)〜10月22日(日)
   [前期 8月8日(火)〜9月10日(日) / 後期 9月12日(火)〜10月22日(日)]
会場:大倉集古館
住所:東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜)
入館料:一般 1,300円、高校・大学生 1,000円、中学生以下 無料
   ※20名以上の団体は各100円引き
   ※障がい者手帳、被爆者手帳の提示者および同伴者1名は無料
   ※同会期中のリピーターは200円引き
   ※着物での来館は200円引き
住所:〒105-0001東京都港区虎ノ門2-10-3
TEL:03-5575-5711
URL:大倉集古館

特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織 ─世界にはばたいた布たち─」大倉集古館
特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織 ─世界にはばたいた布たち─」大倉集古館

インドは古くから綿の国でした。植物繊維である木綿に美しい色を染めることは難しく、17世紀以前に赤や黄色を鮮やかに発色させ、しかも洗っても色落ちしない布を作る技法をもつ国はインドをおいて他にはありませんでした。本展覧会では、交易により世界に輸出され、変化を遂げていったインド布の伝播に着目し、ヨーロッパをはじめ、インドネシア、タイ、ペルシャ、日本などへもたらされ、それぞれの地で変化を遂げた布たちをご紹介いたします。
展示では、「更紗」の名で知られる捺染布をはじめ、ヨーロッパに渡った豊かな色彩のエキゾチックな柄のパランポールと呼ばれる捺染布、1枚作るのに最低3年はかかるといわれる緻密な綴織のカシミールショールなどを展観します。そして、何よりインド国内の宮廷や寺院で使われた金銀糸織や、今では技法さえわからないほどの複雑な絞り染めのターバンや上質の木綿モスリンなど、インド染織の幅広さや奥深さをお楽しみいただきます。

《掛布》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀後期 畠中光享氏蔵
《掛布》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀後期 畠中光享氏蔵
《竹花樹鳥獣文ベッドカバー》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀後期-19世紀初期 畠中光享氏蔵
《竹花樹鳥獣文ベッドカバー》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀後期-19世紀初期 畠中光享氏蔵
《断片》(部分) インド 18世紀中期 畠中光享氏蔵
《断片》(部分) インド 18世紀中期 畠中光享氏蔵
《ショール》(部分) カシミール(インド) 1850-70年代 畠中光享氏蔵
《ショール》(部分) カシミール(インド) 1850-70年代 畠中光享氏蔵
《掛布断片》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀中期 畠中光享氏蔵
《掛布断片》(部分) コロマンデール・コースト(インド) 18世紀中期 畠中光享氏蔵
《掛布》(部分) ヨーロッパ 19世紀初期 畠中光享氏蔵
《掛布》(部分) ヨーロッパ 19世紀初期 畠中光享氏蔵
《倣カシミールショール》(部分) フランス 19世紀中期 畠中光享氏蔵
《倣カシミールショール》(部分) フランス 19世紀中期 畠中光享氏蔵
《儀礼用布》(部分) グジャラート州(インド) 18世紀後期 畠中光享氏蔵
《儀礼用布》(部分) グジャラート州(インド) 18世紀後期 畠中光享氏蔵
《儀式用被布、パトラ(絣織)模様》(部分) グジャラート州(インド) 19世紀中期 畠中光享氏蔵
《儀式用被布、パトラ(絣織)模様》(部分) グジャラート州(インド) 19世紀中期 畠中光享氏蔵
《礼拝用敷布》(部分) アンドラ・プラデッシュ州、マスリパタム(インド) 19世紀末 畠中光享氏蔵
《礼拝用敷布》(部分) アンドラ・プラデッシュ州、マスリパタム(インド) 19世紀末 畠中光享氏蔵
《布地》(部分) ラジャスタン州、サンガネール(インド) 19世紀前期 畠中光享氏蔵
《布地》(部分) ラジャスタン州、サンガネール(インド) 19世紀前期 畠中光享氏蔵
《牛用掛布》(部分) グジャラート州(インド) 19世紀前期 畠中光享氏蔵
《牛用掛布》(部分) グジャラート州(インド) 19世紀前期 畠中光享氏蔵

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