名称:「賀茂の歴史と信仰」大谷大学博物館
会期:2023年6月6日(火)~2023年7月29日(土)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:日曜日、月曜日
7月1日は開館
入場料:無料
会場:大谷大学博物館
住所:〒603-8143京都府京都市北区小山上総町
TEL:075-411-8483
URL:大谷大学博物館
大谷大学がある京都市北区小山の地は、かつて上賀茂神社(賀茂別雷神社)の膝下社領である賀茂六郷の一つを形成する小山郷という地域でした。
上賀茂神社は古代の氏族・賀茂県主一族の祖である賀茂建角身命が、神山に降臨した賀茂別雷神を奉斎したことにはじまります。以後、代々賀茂県主一族が神職として信仰を守り、桓武天皇による平安遷都がなされてからは、京都を鎮護する神として、国家の厚い崇敬を受けてきました。
上賀茂神社の祭礼である賀茂祭は葵祭ともよばれ、「祭り」とだけいえば賀茂祭を意味するというほど有名な祭儀です。また、賀茂祭に先立っておこなわれる勇壮な賀茂競馬は、寛治7年(1093)、宮中行事から上賀茂神社にうつされました。本年は、それから930年の節目の年にあたります。
本展では、江戸時代後期の画家・横山崋山が描いた賀茂競馬図屏風や、上賀茂神社関係の古文書などから、上賀茂神社の歴史と信仰の一端をご紹介します。
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