名称:開館45周年記念 「定本 樂歴代」樂美術館
会期:2023年9月2日(土)~2023年12月24日(日)
会場:樂美術館
時間:10:00~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:月曜日 ※但し 祝日、11月13日は開館
観覧料:一般 1,200円
大学生 1,000円
高校生 500円
中学生以下 無料
※福祉割引:手帳提示の方 500円。介助者1名まで無料
住所:〒602-0923京都府京都市上京区油小路通一条下る
TEL:075-414-0304
URL:樂美術館
樂歴代は、初代長次郎はじめ、それぞれの時代を生き、己の茶碗を新たに生み出してきました。それは、千利休居士の利休道歌の中に出てくる「守破離」の言葉にあるように、変わらない本質と時代変化の中で新たな作風を追求してきたと言えます。まさに「不易流行」。利休居士が求めた侘びの精神を歴代それぞれが軸に据え、今日まで450年にわたりその精神性を茶碗に込め「茶」と共に歩んできました。
そうした樂家の伝統と創造にかける歴代の作陶を真正面から捉え、「定本」となるべく、2013年に『定本 樂歴代』が出版されました。
それから10年。15代が隠居し直入に、16代が襲名により吉左衞門と戸籍より改名しました。それぞれの隠居、襲名を経て、『定本 樂歴代』も15代・16代の最新作品を増やし、歴代の印も完全網羅し、新たに改訂版を出版することとなりました。
本展では改訂新版『定本 樂歴代』掲載作品の中より、長次郎から16代吉左衞門までの代表作となる名品を中心に展観し、また初版から10年の間に考察が進んだ、樂家と外戚になる本阿弥光悦、玉水焼三代を加え、樂焼の歴史、作風の特色とその変遷を探ります。
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