「ケルプ博士の奇妙なコレクション -釣谷幸輝 版画展」黒部市美術館

「ケルプ博士の奇妙なコレクション -釣谷幸輝 版画展」黒部市美術館

名称:「ケルプ博士の奇妙なコレクション -釣谷幸輝 版画展」黒部市美術館
会期:2021年4月17日(土)―6月20日(日)
休館日:月曜日(但し5月3日は開館)5月6日・7日
開館時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観覧料:一般500円(400円)、高校・大学生400円(300円) 中学生以下無料
 *( )内は20名様以上の団体料金 
 *障害者等手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料となります(受付で手帳を提示してください)
主催:黒部市美術館 
共催:北日本新聞社
協力:あすなろ小児歯科医院、映音堂
後援:北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、みらーれTV、新川コミュニティ放送
住所:〒938-0041富山県黒部市堀切1035 黒部市総合公園内
TEL:0765-52-5011
URL:黒部市美術館

「ケルプ博士の奇妙なコレクション -釣谷幸輝 版画展」黒部市美術館
「ケルプ博士の奇妙なコレクション -釣谷幸輝 版画展」黒部市美術館

本展は、版画家 釣谷幸輝による国内の美術館で初となる個展です。氏は銅版画のメゾチントやエッチング、木口木版といった版画の手法によりこれまで多くの作品を生み出してきました。豊かな創造性と西洋的な雰囲気が漂うそれらの作品は、伝統ある英国木口木版画協会展で協会海外部門賞を2度にわたり受賞するなど、これまで国内外において高い評価を得てきました。展覧会タイトルにもある氏の創造する架空の人物“ケルプ博士”の発明品とコレクションを軸として、釣谷氏の初期から代表作までこれまでの創作活動を総覧できるような展覧会です。

ケルプ博士 Dr. Kelp 1819-1901
19世紀のロンドンを中心に活躍した発明家。主に魚介類を用いた発明で知られる。産業革命後の大量生産による粗悪な製品の氾濫を憂い、よりよい道具による人々の日常生活の向上、真に豊かな生活を目指し、数々の発明を発表する。しかしながら、これらの発明品の多くは今日残されておらず、また、博士の実態も現在では、そのほとんどが謎のままとなっている。

作家略歴
釣谷幸輝 Kouki Tsuritani
1967年東京生まれ、小学校から高校まで富山県で育つ。1992年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修了。2007年文化庁新進芸術家海外留学制度によりイギリス研修。2010・2018年に英国木口木版画協会展(イギリス)《協会海外部門賞》受賞。イギリス、セルビア、ドイツなどで個展を開催、国内外の美術館に作品が収蔵されている。現在、広島市立大学芸術学部准教授、英国木口木版画協会会員。

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