名称:「古希記念 寺西松太 漆芸展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年10月4日(水)→9日(月・祝)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)
1953年、輪島市に生まれた寺西氏は、田中勝氏、父庄三氏に師事した後、石川県立輪島漆芸技術研修所を卒業、漆芸の道に入りました。日本を代表する漆芸の地 輪島に於いて、長い歴史の中で芸術の域まで高められた蒔絵技法に魅せられた寺西氏は、卓越したデッサン力と金粉・螺鈿等の技法を組み合わせた作品を制作し、日本伝統工芸展を中心に発表を続けています。
近年は特に水の表現に注力され、変り塗(蜻蛉塗)によって水面の動きや揺らぎをも表現するなど、その装飾表現に更なる広がりを見せております。その優美且つ精緻な蒔絵作品は、寺西氏の自然への深い畏敬の念や、生物への温かな眼差しを礎に形象化されていきます。
今展では、海や川の生物を題材に制作された箱を中心に、盆や盛器、棗など、新作の数々を一堂に展観いたします。
ぜひこの機会に、独自の表現を追求し続ける寺西氏の風格と気品に溢れた蒔絵作品をご堪能ください。
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