「駿河の下駄 塗りと張り展」匠宿伝統工芸館

「駿河の下駄 塗りと張り展」匠宿伝統工芸館

名称:「駿河の下駄 塗りと張り展」匠宿伝統工芸館
会期:2023年09月15日~2023年10月22日
会場:駿府の工房 匠宿内 匠宿伝統工芸館
開館時間:10:00~19:00(ご入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜休館
   ※9/18(月・祝)営業・翌9/19(火)休業
   10/9(月・祝)営業・翌10/10(火)休業
住所:〒421-0103 静岡県静岡市駿河区丸子3240-1
TEL:054-256-1521
URL:匠宿伝統工芸館

下駄の歴史は邪馬台国以前に遡るとされています。
江戸時代になって武士・町民の履物として普及し、特に東海道を行く旅人の必需品として重宝されました。
明治時代になると、時代に合わせて様々な趣向を凝らした下駄が作られるようになります。
静岡では、漆塗りを施す「駿河塗下駄」と、下駄の表面に柾経木(まさきょうぎ・極薄の桐板)を張る「駿河張下駄」という、二種類の加飾下駄が誕生。以降日本の暮らしを支えています。
今回の展覧会「駿河の下駄 塗りと張り展」では、駿河塗下駄の静岡市伝統工芸技術修士である佐野成三郎氏と、駿河張下駄の静岡市伝統工芸技術修士である丸山宗孝氏による、塗りと張り、異なる技術から彩られた美しい下駄をご紹介いたします。

【出展職人】
佐野 成三郎
下駄塗師 現代の名工(卓越した技能者)
<駿河塗下駄>
漆塗、蒔絵という伝統的な技法によって作り出される美しい色彩とユニークなデザインがかもし出す独特の世界が最大の魅力。
丸山 宗孝
張下駄師 静岡県優秀技能者
<駿河張下駄>
柾経木、紙布の色や太さ、型を抜いた柄。細かな細工を施した張下駄は、全国的にみても非常に珍しい。

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