名称:企画展「拝まれてきた仏像―ふたたび拝まれる日をまつ―」佛教大学宗教文化ミュージアム
会期:2023年10月28日(土)〜12月9日(土)
会場:佛教大学宗教文化ミュージアム
開館時間:10:00~17:30
料金:無料
休館日:11月26日(日)
住所:〒616-8306 京都府京都市右京区嵯峨広沢西裏町5-26
TEL:075-873-3115
URL:佛教大学宗教文化ミュージアム
浄土宗の歴史は、多くの苦難を乗り越え、また盛衰を経て今日まで続いてきた。開宗850年を迎えようとするいまなお、苦境というべき一面がある。「寺院解散」である。これはひとり浄土宗のみの問題ではなく、社会情勢を含む仏教界全体の事情といえるかもしれない。法的には「宗教法人の解散」として進められる、寺院の消滅。それにともなう、御本尊をはじめとする尊像・什宝の管理問題。いま浄土宗には解散寺院から移管された仏像が保管されている。なかには、罹災された他の寺院へ移安される事例もあるという。
2024年(令和6年)、浄土宗は開宗850年を迎える。この記念すべき年に向け、いま関係各所で慶讃事業の取り組みが進められている。本展では、浄土宗に移管された仏像群、他寺院へ譲渡された仏像を展示し、解散寺院をめぐる一面を紹介する。
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