名称:「岩田 壮平 展 〇」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年11月8日(水)→13日(月)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)
岩田壮平氏は、1978年愛知県に生まれ、2002年金沢美術工芸大学大学院を修了、日展を軸足に様々なグループ展や個展で発表を続け、その斬新なオーラを放つ華やかな作品で早くから美術界の注目を集め、2015年には日本画家の登竜門、第6回東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞を受賞しました。 3歳から始めた華道や、幼少期の故郷での日本画体験により培われた繊細かつ鋭敏な感受性と死生観によって、単にモチーフを活写することに終始せず、自然の摂理や世の事象が孕む両義性など、一輪の花の絵の中にも作家の深遠な思想が込められます。また、水に絵具が混ざる偶発的な流動痕による日本絵画の伝統的描画法“たらしこみ”を特徴的に駆使し描かれた花や空間は、色彩と造形の、溶解と融合を鮮やかに繰り返し、二次元と三次元、時間の流れをしなやかに越境していきます。 咲き誇る花もやがては枯れて土に還る運命を背負っています。今回の個展では生命や宇宙の循環を示唆する「〇」をタイトルに作品を展開いたします。『茶道雑誌』12か月分の表紙原画、高島屋の2023年度中元・歳暮ビジュアルの原画作品を含む、花や鯉などの、大作から小品まで新作を一堂に発表いたします。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。