「田嶋健太郎 展」大塚美術

〈暮色〉 2023 岩絵具、墨、金泥、和紙 190×334㎜ ©︎Kentaro Tajima

名称:「田嶋健太郎 展」大塚美術
会期:2023年10月26日(木)~2023年11月2日(木)
会場:大塚美術
開館時間:11:00 〜 18:00
   最終日は17:00まで
休館日:日曜日
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-14-4 河合ビル1F
TEL:03-3486-7610
URL:大塚美術

田嶋健太郎は1984年東京生まれ。東京藝術大学絵画科日本画専攻を卒業後、団体に属さずギャラリーでの作品発表を主体に活動を続けています。
岩絵具や金泥など古来より日本で用いられてきた素材の色彩や物質感を用いて、ものの存在や気配、空間や時間を追求する田嶋の絵画。岩絵具ならではの鉱物の粒子を画面に置いていく感覚で行われる制作工程では、小さな画面に徹底的に向き合う姿勢が要求されます。そして描いては洗うという独自の過程の繰り返しにより、画面には緻密な重層感が生まれ、まるで時間そのものを内包しているかのような静謐さを宿しています。田嶋は東西の宗教美術や工芸等の古物に心惹かれ、それを生活の一部として共に過ごしています。古物が持つ作者の手を離れた長い時間が生み出した寡黙でありながら確かな存在感、微かに残された祈りや願いの気配は、作家を惹きつけてやまないものであり、絵画はその憧憬の表れでもあるのです。
本展では岩絵具を中心とした作品のほか数年ぶりに再開した鉛筆による絵画を合わせ計約20点の新作を展示予定です。
田嶋健太郎 Kentaro Tajima
1984年 東京生まれ
2011年 東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業
2016,17,18年 白銅鞮画廊 個展
2017,19年 大塚美術 個展
2018,20年 阿曾美術 個展
2021年 グループ展「小像 −古代と現代」(青花の会骨董祭2021大塚美術ブース)
2022年 阿曾美術 個展

〈暮色〉 2023 岩絵具、墨、金泥、和紙 190×334㎜ ©︎Kentaro Tajima
〈暮色〉 2023 岩絵具、墨、金泥、和紙 190×334㎜ ©︎Kentaro Tajima

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る