企画展「白雲陶器2 -瀬戸ノベルティへの展開-」瀬戸蔵ミュージアム

企画展「白雲陶器2 -瀬戸ノベルティへの展開-」瀬戸蔵ミュージアム

名称:企画展「白雲陶器2 -瀬戸ノベルティへの展開-」瀬戸蔵ミュージアム
会期:2023年9月2日(土曜日)‐令和5年12月17日(日曜日)
休館日:9月25日 10月23日 11月27日
住所:〒489-0813愛知県瀬戸市蔵所町1-1
TEL:0561-97-1190
URL:瀬戸蔵ミュージアム

企画展「白雲陶器2 -瀬戸ノベルティへの展開-」瀬戸蔵ミュージアム
企画展「白雲陶器2 -瀬戸ノベルティへの展開-」瀬戸蔵ミュージアム

 白雲陶器に関する展示の第2弾 企画展「白雲陶器2—瀬戸ノベルティへの展開—」を開催します。
 白雲または白雲陶器と呼ばれる素材は、1933(昭和8)年に国の機関である陶磁器試験所で開発されました。当時はノベルティに限らず、飲食器や花瓶など幅広いジャンルの白雲陶器製品がつくられ、この新素材をもって海外シェア拡大に期待されていたところ、太平洋戦争によりその夢は絶たれてしまいます。しかし戦後、白雲陶器のもつ白さ・軽さ・発色の良さはノベルティ素材として大変適しているため、海外の主にアメリカへと大量に輸出されるようになり、陶磁器輸出高の多くを占めるようになりました。昭和40年代の後半頃には、国内のファンシーグッズなどを扱う雑貨屋やアメリカで流行するイラストやファッションを扱う店舗にも白雲陶器製ノベルティが登場しました。もともとアメリカ向けにつくられた瀬戸ノベルティの中には、国内の雑貨屋にも流通する製品が現われ、国内マーケットにも広がりを見せるようになりました。こうしたファンシーグッズに対しても白雲陶器は、もっとも手軽でコストパフォーマンスに優れている素材であるため、円高の影響などで輸出が停滞していく中で、国内向けのファンシーグッズとして活路を開いていきました。
 令和4年度企画展では白雲陶器の戦前の状況を紹介しましたが、本展では、戦後に輸出ノベルティとして、その後国内のファンシーグッズとして華開いていった過程を紹介していきます。

果物かごを持つ婦人
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白馬
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サグラダファミリア ランプスタンド
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アニマル貯金箱
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