春陽会誕生100年企画展「それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ」栃木県立美術館
名称:春陽会誕生100年企画展「それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ」栃木県立美術館
会期:2024年1月13日[土]-3月3日[日]
会場:栃木県立美術館 企画展示室・常設展示室1階
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし、2月12日(月・祝)は開館)、2月13日(火)
観覧料:一般 1,000(900)円、大高生 600(500)円、中・小学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
主 催:栃木県立美術館
共催:一般社団法人 春陽会、日本経済新聞社
後援:朝日新聞宇都宮総局、宇都宮コミュニティFMミヤラジ、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
住所:〒320-0043栃木県宇都宮市桜4-2-7
TEL:028-621-3566
URL:栃木県立美術館
1922年、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友、長谷川昇らと、草土社の岸田劉生や木村荘八らを中心としたメンバーによって春陽会が発足し、翌23年に第1回展を開催しました。それぞれの個性を重視する各人主義をうたい、梅原龍三郎や萬鐵五郎などの著名画家を揃え、油彩、水墨画、素描をジャンルの隔てなく紹介するなど、その宣言通り「芸術は形式で差別されない」ものでした。
春陽会では、西洋の最先端の美術動向に眼を向けて精力的に紹介しようとするとともに、自らの内面にある風土的なものや土着的なもの、日本的なものや東洋的なものを表現することを意識する画家が次々に登場します。「日本人の絵画」への志向は、春陽会の大きな特徴の一つといえるでしょう。
結成から100年を迎えた春陽会は、いかにして時代と連動しつつ、発展をとげ、今日に続く足場を築いたのでしょうか。本展では草創期から1950年代頃までに活躍した画家たちの作品を中心に約200点の名品を紹介し、日本近代美術史における春陽会の意義を改めて検証します。
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