「平安時代人の祈り―経塚と経筒―」京都国立博物館

重文 青銅経筒 仁平三年銘 京都市花背別所一号経塚出土 文化庁

名称:「平安時代人の祈り―経塚と経筒―」京都国立博物館
会期:2024年1月2日(火)~3月17日(日)
会場:京都国立博物館 3F-2展示室
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館

平安時代を代表する貴族藤原道長とその長女藤原彰子に関わる作品が現存しています。寛弘4年(1007)に大和金峯山に道長自身が登山して山頂に埋納した金銅の経筒(国宝)、長元4年(1031)に比叡山横川の如法堂に彰子が奉納した銅製の経箱(国宝)です。この父娘と最も近いのが紫式部でした。『源氏物語』の時代です。弥勒菩薩が如来となるはるかな未来に向けて法華経などの経巻を地中に埋納したのが経塚です。展示では11~12世紀の経塚出土品を中心に紹介し、平安時代人の祈りのこころを感じていただきます。

重文 青銅経筒 仁平三年銘
京都市花背別所一号経塚出土 文化庁
重文 青銅経筒 仁平三年銘 京都市花背別所一号経塚出土 文化庁

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