名称:特別展「いたばしの富士山信仰ー富士講用具と旅した人びとー」板橋区立郷土資料館
会期:2024年1月20日(土曜日)から3月17日(日曜日)
保存の観点から一部の資料を展示替えします。
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)
会場:2階企画・特別展示室
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日が休館)入館料無料
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-35-25
TEL:03-5998-0081
URL:板橋区立郷土資料館
富士山を信仰する民間の集団である富士講。江戸時代後期には「江戸八百八講」といわれるほど、江戸を中心に数多く組織されました。板橋区内では、主に永田講、山万講、丸吉講が活動し、富士参詣をおこなっていました。現在、区内の富士講の組織はなくなってしまいましたが、その歴史を語る資料は残されています。
今回は、富士講で使用された装束、登山用具、祭壇や御身抜といった祭祀用具、マネキ、加えて、富士講の行者に宿坊を提供し、祈禱を行った御師への奉納物などを中心にご紹介します。
これらの多くには、それぞれの富士講の印である「講印」が施され、各講の特徴を示しています。現在の板橋区域、そして江戸と江戸近郊の富士講資料を通して、当時の人びとが富士山を信仰した姿をご覧いただければ幸いです。
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