「頂相ー祖師たちの絵姿」相国寺承天閣美術館

名称:「頂相ー祖師たちの絵姿」相国寺承天閣美術館
会期:2024年3月17日(日)~2024年7月21日(日)
   1期:3月17日(日)~5月12日(日)
   2期:5月26日(日)~7月21日(日)
会場:相国寺承天閣美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:2024年5月13日(月)~5月25日(土)
観覧料:一般 800円
   65歳以上・大学生 600円
   中高生 300円
   小学生 200円
   ※一般の方に限り20名以上は団体割引で各700円
住所:〒602-0898京都府京都市上京区今出川通烏丸東入
TEL:075-241-0423
URL:相国寺承天閣美術館

「頂相ー祖師たちの絵姿」相国寺承天閣美術館
「頂相ー祖師たちの絵姿」相国寺承天閣美術館

達磨を初祖に仰ぐ禅の教えは師から弟子へ連綿と受け嗣がれ、今にその法脈が受け嗣がれています。
相国寺は、夢窓疎石(むそうそせき)を勧請開山に仰ぎます。その教え、つまり法は鎌倉時代に日本へやってきた無学祖元むがくそげんから日本僧、高峰顕日(こうほうけんにち)へ伝えられ、夢窓疎石に嗣がれたものです。
法が嗣がれたその象徴として、師の絵姿や袈裟が弟子に渡されます。その絵姿を頂相といいます。頂相は法を嗣いだ証であるだけではなく、師の回忌法要の際にもかかげられます。夢窓疎石の遺徳を仰ぐ開山忌、第二世の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の普明忌などは、今も相国寺の重要な仏教行事として厳修されています。
本展覧会では、法脈を今に伝える頂相を数多く初公開します。相国寺本山と、相国寺の塔頭それぞれに育まれた禅僧の営みを、ご覧ください。

《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 初祖 達磨 狩野探幽筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 初祖 達磨 狩野探幽筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 二祖 慧可 狩野安信筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 二祖 慧可 狩野安信筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 相国寺開山 夢窓疎石 海北友雪筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像三十幅 狩野派》三十幅のうち 相国寺開山 夢窓疎石 海北友雪筆 絹本著色 江戸時代 承応四年(一六五五) 相国寺蔵 Ⅰ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 初祖 達磨 昕叔顕晫賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 初祖 達磨 昕叔顕晫賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 二祖 慧可 鳳林承章賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 二祖 慧可 鳳林承章賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 三祖 僧璨 鳳林承章賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 三祖 僧璨 鳳林承章賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《中峰明本頂 相広演賛》一幅 絹本淡彩 元時代 慈照院蔵 Ⅱ期
《中峰明本頂 相広演賛》一幅 絹本淡彩 元時代 慈照院蔵 Ⅱ期
《高峰顕日頂 相自賛》一幅 絹本著色 鎌倉時代 相国寺蔵(通期)
《高峰顕日頂 相自賛》一幅 絹本著色 鎌倉時代 相国寺蔵(通期)
《夢窓疎石頂 相自賛》一幅 絹本著色 南北朝時代 相国寺蔵(通期)
《夢窓疎石頂 相自賛》一幅 絹本著色 南北朝時代 相国寺蔵(通期)
《夢窓疎石頂 相太虚顕霊賛》一幅 絹本著色 江戸時代 林光院蔵 Ⅰ期
《夢窓疎石頂 相太虚顕霊賛》一幅 絹本著色 江戸時代 林光院蔵 Ⅰ期
重要文化財《春屋妙葩頂 相自賛》一幅 南北朝時代 絹本著色 慈照寺蔵 Ⅰ期
重要文化財《春屋妙葩頂 相自賛》一幅 南北朝時代 絹本著色 慈照寺蔵 Ⅰ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 迦葉 昕叔顕晫賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期
《列祖像二十八幅 古筆了佐寄進》二十八幅のうち 迦葉 昕叔顕晫賛 絹本著色 江戸時代 承応二年(一六五三) 大應寺蔵 Ⅱ期

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