特別展「Photograph 記憶の花 藤原更 Sarah Fujiwara」ヤマザキマザック美術館
名称:特別展「Photograph 記憶の花 藤原更 Sarah Fujiwara」ヤマザキマザック美術館
会期:2024年4月26日(金)~2024年6月30日(日)
会場:ヤマザキマザック美術館
時間:10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
※土・日・祝:10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、5月7日
※4月29日、5月6日は開館
観覧料:一般 1,300円(1,100円)
小・中・高生 500円
小学生未満 無料
※( )内は10以上の団体料金
※各種障害者手帳(ミライロID可)を提示の方とその同伴者1名は1,100円
※音声ガイド無料サービス
主催:ヤマザキマザック美術館
中日新聞社
後援:愛知県教育委員会、岐阜県教育委員会、三重県教育委員会、名古屋市教育委員会、公益財団法人名古屋市文化振興事業団
協力:株式会社カセットミュージアム
住所:〒461-0004愛知県名古屋市東区葵1-19-30
TEL:052-937-3737
URL:ヤマザキマザック美術館
藤原更(ふじわらさら)の作品は、写真でありながら、写真ではありません。なぜならそこには、写真には捉えきれなかった“記憶”が挟み込まれているからです。
以前フランスで撮影した芥子畑の写真が、記憶に残る芥子畑とあまりにも違ったことを受けて藤原は、記録写真をもとに記憶の芥子を表現したいと考えるようになりました。「記憶の可視化」です。展覧会名に“写真”ではなく“Photograph”をつかっているのは、藤原が“Photo(光)graph(書く)”という単語が持つ本来の意味を踏まえて、「光で描く」思考を取りこんでいるからです。藤原は「光で描く」ことで、記録を越えた記憶の芥子を表現し、Photograph が持つ可能性を更に拡張しようと試みているのです。
今回紹介する「花三部作」(蓮・薔薇・芥子/ハス・バラ・ケシ)は、コマーシャルフォトグラファーとして第一線で活躍した藤原ならではの「光と時間を駆使して瞬間を切り撮る写真 」に、日本画の“ぼかし”や独自の“剥離”など、記憶のあいまいさを表現するための多様な技法が加えられています。「 命の儚さ、そして存在の輝きを表現したもの 」をつくりだしていきたいという現代美術家 藤原更の『記憶の花』をお楽しみください 。
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