「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」八王子市夢美術館

名称:「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」八王子市夢美術館
会期:2024年4月5日(金)~2024年6月2日(日)
会場:八王子市夢美術館
時間:10:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日 ただし祝日は開館し、火曜日が休館
観覧料:一般 900円
   学生・65歳以上 450円
   中学生以下 無料
住所:〒192-0071東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
TEL:042-621-6777
URL:八王子市夢美術館

《西伊豆木負》 1937(昭和12)年6月 渡邊木版美術画舗蔵
《西伊豆木負》 1937(昭和12)年6月 渡邊木版美術画舗蔵

大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。
巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め150点あまりを展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。

《塩原おかね路》「塩原三部作」 1918(大正7)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《塩原おかね路》「塩原三部作」 1918(大正7)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《陸奥三嶌川》旅みやげ第一集 1919(大正8)年夏 渡邊木版美術画舗蔵
《陸奥三嶌川》旅みやげ第一集 1919(大正8)年夏 渡邊木版美術画舗蔵
《木場の夕暮》東京十二題 1920(大正9)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《木場の夕暮》東京十二題 1920(大正9)年秋 渡邊木版美術画舗蔵
《月嶋の渡舟場》東京十二ヶ月 1921(大正10)年10月 渡邊木版美術画舗蔵
《月嶋の渡舟場》東京十二ヶ月 1921(大正10)年10月 渡邊木版美術画舗蔵
《芝増上寺》東京二十景 1925(大正14)年 渡邊木版美術画舗蔵
《芝増上寺》東京二十景 1925(大正14)年 渡邊木版美術画舗蔵
《池上市之倉(夕陽)》東京二十景 1928(昭和3)年 渡邊木版美術画舗蔵
《池上市之倉(夕陽)》東京二十景 1928(昭和3)年 渡邊木版美術画舗蔵
《馬込の月》東京二十景 1930(昭和5)年 渡邊木版美術画舗蔵
《馬込の月》東京二十景 1930(昭和5)年 渡邊木版美術画舗蔵
《駿河興津町》東海道風景選集 1934(昭和9)年3月 渡邊木版美術画舗蔵
《駿河興津町》東海道風景選集 1934(昭和9)年3月 渡邊木版美術画舗蔵
《日本橋(夜明)》東海道風景選集 1940(昭和15)年 渡邊木版美術画舗蔵
《日本橋(夜明)》東海道風景選集 1940(昭和15)年 渡邊木版美術画舗蔵
《十和田子之口》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年7月 渡邊木版美術画舗蔵
《十和田子之口》日本風景集 東日本篇 1933(昭和8)年7月 渡邊木版美術画舗蔵
《金剛山三仙巖》朝鮮八景 1939(昭和14)年8月 渡邊木版美術画舗蔵
《金剛山三仙巖》朝鮮八景 1939(昭和14)年8月 渡邊木版美術画舗蔵
《平泉金色堂》 1957(昭和32)年 渡邊木版美術画舗蔵
《平泉金色堂》 1957(昭和32)年 渡邊木版美術画舗蔵
《増上寺之雪》 1953(昭和28)年 渡邊木版美術画舗蔵
《増上寺之雪》 1953(昭和28)年 渡邊木版美術画舗蔵

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