名称:「重石晃子展」萬鉄五郎記念美術館
会期:2024年3月9日(土)〜4月21日(日)
会場:萬鉄五郎記念美術館
観覧料金:当日一般400円
休館日:月曜日
住所:〒028-0114岩手県花巻市東和町土沢5区135
TEL:0198-42-4402
URL:萬鉄五郎記念美術館
盛岡市に生まれた重石晃子(1934~)は、盛岡第二高等学校を経て盛岡短期大学美術工芸科油絵科に学び、深澤省三・紅子夫妻に師事し画家の道を歩み始めた。1975(昭和50)年から3年間、フランス・トゥール美術学校へ留学。異国の美しい街並みや広大無辺な自然に惹かれて色彩豊かな絵画空間が生み出され、フランス美術家協会ル・サロン展名誉賞受賞やサロン・ドートンヌ入選を果たす。
帰国後は、一水会や女流画家協会を中心に受賞を重ねる一方、1987(昭和62)年から1994(平成6)年まで東京純心女子短期大学の美術科教授を勤め、2001(平成13)年から2005(平成17)年まで故郷盛岡で深沢紅子野の花美術館の館長の任にあたった。これまで次世代の指導をはじめ、地域の美術振興にも大きな役割を担ってきた。岩手県内での発表も、1998(平成10)年に「重石晃子・欠畑美奈子二人展」(萬鉄五郎記念美術館)を皮切りに、2005(平成17)年には大規模な個展(岩手県民会館)を開催。2017(平成29)年にも公立美術館で個展(石神の丘美術館)が開かれ、岩手を代表する画家として確かな評価を得てきた。現在も、美術家連盟会員であり一水会常任委員として出品を続け、制作にあたっている。
本展は、25年ぶりとなる同館での重石晃子展となる。最初期から現在までの代表的な油彩作品をメインに地元新聞に連載された挿絵原画を加え、彼女が描き続けてきた美の魅力に迫る。
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