名称:「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌」京都府京都文化博物館
会期:2021年8月7日(土) – 2021年9月26日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
開室時間:10:00~18:00 金曜日は10:00~19:30(入場は閉室の30分前まで)
入 場 料:一般1,400円(1,200円)、大高生1,100円(900円)、中小生500円(300円)
※( )内は前売り、団体(20名以上)の料金
主催:京都府、京都文化博物館、京都新聞、BSフジ、ライブエグザム
特別協力:京料理 濱登久
協力:日南町美術館
オフィシャルロジスティクスパートナー:TERRADA ART ASSIST 株式会社
後援:(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
住所:〒604-8183京都府京都市中京区三条高倉
TEL:075-222-0888
URL:京都府京都文化博物館
戦死した兵士を描いた異色の戦争画《國之楯》。この作品を描いたのは大正期から昭和期にかけて京都を中心に活躍した日本画家、小早川秋聲しゅうせい(1885〜1974)です。この度、個人コレクションを中心に、秋聲の初期から晩年にいたる日本画約110点および資料から、その画業の全貌をご紹介する初めての大規模回顧展を開催します。
鳥取県にある光徳寺の長男として生まれた秋聲は、9歳で東本願寺の衆徒として僧籍に入ります。その後、京都で谷口香嶠、山元春挙といった日本画家に絵を学び、文展、帝展を中心に活躍しました。しばしば中国に渡り東洋美術を研究、欧州を旅し西洋美術を学ぶなど、旅を多くした画家でもあります。やがて、従軍画家として戦地に派遣されるようになります。代表作《國之楯》は陸軍に受け取りを拒否され、長く秘匿されていましたが、戦後、改作され公開されるに至りました。
本展は、新たに発見された戦争画をはじめ初公開の作品を多数含め、戦争画にとどまらない、秋聲の清新で叙情的な画業を幅広くご紹介します。
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